【大学受験生必見】リスニングの勉強法を6つの手順で完全解説!!

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リスニングの問題集(センター過去問や英検問題集、TOEIC対策問題集など)を使った勉強方法を
6つの手順でお伝えしていきます。


この勉強法は、大学入試、英検、TOEIC、TEAPなど、全てで活用できます。


リスニングのテキストをまだ持っていない人は、共通テストの赤本を購入してください。


リーディングとリスニングが一緒になった赤本があります。


リスニングの音源が、手軽にスマホで聞けることと、音源の台本がすべて解説に載っているので、リスニングのテキストとしてとても優れています。

まずは解く

音源を聞いて、問題を解きましょう。


解く際の注意点は、
答えをしっかり紙に書いておくこと(マークシートがあればマークシートを使う)です。


問題集に書き込むのではなく、
ノートやルーズリーフを使いましょう。


倍速や低速はせずに、
試験と同じスピードで解きましょう。


全部通して解くのではなく、
第1問を解いて答え合わせ、第2問を解いて答え合わせ・・・というように、
大問ごとに解いていきましょう。


試験が近づき、過去問演習になった時に
全て通して解くのが良いです。


答え合わせをする

解いた問題に対して答え合わせをします。


正解した問題に〇、間違った問題に×でもいいですし、
間違った問題に×だけでも構いません。


〇や×の印は、赤でも青でも何色でもいいです。


そのとき、間違った問題に対しては
自分の書いた答えの隣に正しい答えを書いておきましょう。


音源の原稿をチェック

まず知っておいていただきたいことは、
リスニングで間違ってしまう理由は
「聞こえた単語の意味が分からない」「そもそも何と言ったか分からない」
の2つに帰着します。


まずは、前者の「聞こえた単語の意味が分からない」を解決していきます。


もう1つの理由に関しては、
事項で解決していきますので安心してください。



リスニングの問題集には、音源の原稿が問題集に掲載されています。


その原稿を見ながら、何と言っていたのかを確認していきます。


この時に行うことは、3つです。

①原稿中の分からない単語は調べて覚える
②原稿を読み、和訳をする
③和訳が出来たら、正しい答えが選べることを確認する


①が出来れば②が出来るはずです。
②が出来れば③が出来るはずです。


単語を覚える際、現在使っている単語帳に載っていないかをまず確認してください。


載っていれば、チェックを付けます。


単語自体は載っているけど、
リスニングで出てきた意味が載っていない場合は、
単語帳に自分でその意味を追記しましょう。


これを繰り返し、単語帳をパワーアップしていきます。


単語が単語帳に載っていない場合は、
ノートや単語カードなどに書いて別途覚えるべき単語リストに追加していきましょう。

音源と台本を照らし合わせる

次は、「そもそも何と言ったか分からない」を解決していきます。


台本を見ながら音源を聞き、
リエゾン」と「リダクション」にマーカーを引いていきます。


「リエゾン」って何だ?
「リダクション」って何だ?って話ですよね。


ネイティブスピーカーが自然に話をするとき、
綴り通りには発音をしてくれません。


それは、「リエゾン」と「リダクション」のせいです。


具体的に言うと、
「リエゾン」は、単語と単語のつなぎ目が同じ音のように聞こえる現象です。


例を見てみます。


Stand up, please.


これを単語と単語に分けて発音すると、

スタンド アップ プリーズ.

となります。

ですが実際、ネイティブスピーカーはこんな発音はしません。

単語と単語を繋げ、このように聞こえます。

スタンダップリーズ

この時、
Stundのd と upのu が繋がり、
「ダ」と発音されているように聞こえます。


また、upのp と pleaseのpが重なり、
pを1つしか発音していないように聞こえます。


このように、繋がったり重なったりするように
発音することを「リエゾン」と言います。


「単語の最後が子音+次の単語の最初が母音」
であるときに発生しやすいです。


このようなところにマーカーを引いていきますので


Stund up, please.


のように、台本に直接書いていきます。
(本来は、upのuとpの間は分かるように隙間を空ける)



次に「リダクション」についてです。

「リダクション」は、音が消滅する現象です。

こちらも例を見てみましょう。


I’m going to meet him at his house.

これを単語単語で発音すると、

アイム ゴーイング ミート ヒム アット ヒズ ハウス.


となります。


実際に音源から聞こえてくるセリフを、大げさにカタカナで表すと

アィム ゴーイントゥー ミーヒマット ヒズ ハウス.

となります。


goingのg、meetのt が聞こえません。


このように、綴りでは音があるのに、
実際は聞こえなくなることを「リダクション」といいます。


単語の最後が、
破裂音といわれるp,d,k,g,t,dであるときに発生しやすいです。


こちらもマーカーを引いていきます。


I’m going to meet him at his house.

(本来は、「リエゾン」と「リダクション」は違う色のマーカーで引いていきます。)


ここで、勘のいい高校生は気づいたことがあるかもしれません。


himとatの間で、「リエゾン」が起きています。


ここにもマーカーを引いていきましょう。


このような視覚化を行うことで、
音源の仕組みが分かるようになります。


最初にお伝えしたことを思い出してください。


聞く練習は、読む練習が大半を占めます。と言いました。


この項で行ったマーカーは、読む練習のための準備段階です。


音源を聞きながら音音読

ここから本格的なリスニングの勉強です。


音読する準備が整ったので、読む練習をしていきます。


まずは、台本を見ながら音源の真似をして音読してみます。


1文ずつで構いません。


それも難しいようでしたら、
カンマや接続詞で区切ったところまでを真似してみましょう。


この時、リエゾンとリダクションに注意をしながら音読してください。


「音音読」と言うのは、音読した英文の意味を理解せずに
とりあえず音だけ真似て音読する。という音読方法です。


呼んでいるけど、あまり意味を理解せずに読んでいる。
これでOKです!


音源と同じように発音が出来ていれば大丈夫です。


意味を理解しながら音読することを、「意味音読」といいます。

音源を聞きながら意味音読

前項と同じ手順で、音読を行ってください。


ただ、今度は意味を理解しながら。


音音読が自然に出来るようになってから取り組みましょう。


これも、1文ずつで構いませんし、
カンマで区切ったところまででも構いません。


徐々に長くしていきましょう。


ここまでできれば、リスニングの勉強は上出来です。


再度、同じ問題を解いてみてください。


かなり正答率が上がっていると思いますよ。


「読めれば聞ける」を実感してください。

最後に

日本人は、リスニングの勉強に抵抗があります。


理由は単純。面倒だから。時間がかかるから。


しかし、毎日のように英語に触れる機会を作れないと
リスニングの力は向上していきません。


1日30分でもリスニングの時間を取りましょう。


学校がない期間は出来れば、90分くらい確保することをお勧めします。


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