大学院に入学するとこんな1日を送ります。

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水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。


大学院は大学生の間に学んだことをより詳しく学び、追及(研究)するために進学する場所です。


茨城大学を卒業し、茨城大学の大学院(理系)に進学したセルフクリエイトのスタッフが茨城大学の大学院について紹介したいと思います。


大学生と大学院生の大きな違い

大学生と大学院生とでは、学生ということ以外は大きく異なります。


特に違うことを3つ紹介します。


①大学は4年制、大学院は2年制

大学生は4年で卒業しますが、大学院生は多くの人が2年で卒業します。


大学院は
修士課程(大学によっては博士前期課程)と博士課程(大学によっては博士後期課程)
の2つの課程に分かれています。


修士課程は大学で4年間勉強した後に進学する学校です。修士課程は卒業するのに2年かかります。


博士課程は修士課程で2年間研究した後に進学する学校です。博士課程は卒業するのに3年かかります。


イメージは
[大学生] [ 大学院生    ]

大学 →  修士 → 博士

(4年)  (2年)  (3年)


大学院に進学すると、多くの人は修士課程まですすんで卒業し、就職します。


この記事では修士課程に進学し、博士課程に進まず就職をする場合の流れについて紹介します。


大学は卒業までに124単位、大学院は30単位

大学生は卒業のために必要な単位は4年間で124単ですが、大学院生が卒業のために必要な単位は2年間で30単位です。


また、大学生は授業がメインですが、大学院生は授業より自身の研究を行うことがメインです。


そのため、必要な単位数は大学生に比べて少なくなります。


必要単位数が少ないので大学生より暇かというとそうではなく、
研究をするのに時間がかかるため大学生より忙しいことのほうが多いです。


大学生は講義形式が多く、大学院は主体的な行動が必須

必要単位数が違うところでも書きましたが、大学院生は授業より研究がメインです。


大学生は既に世間に知られている事を授業で学びますが、大学院生はまだ知られていないことを研究し、明らかにする必要があります。


大学生の卒業研究は先生や先輩に面倒を見てもらえる機会も多いですが、大学院生は自分で卒業研究の計画を立て、進めていきます。


そのため大学生よりも主体的に行動する力が求められます。


茨城大学院のここがすごい!

茨城大学大学院の良いところは、様々な分野のエキスパートが揃っているところです。


茨城大学大学院はこの分野が強い!という分野があるわけではないですが、様々な分野で活躍している先生が揃っているというのが特徴です。


そのため、自分の研究分野以外の先生からも意見をもらい、自分の研究に生かすことができます。


特に地学分野は研究できる大学が他の理系分野に比べると少ないですが、
茨城大学大学院では地学分野の先生も広く在籍しており様々なアドバイスをもらうことができます。


もう1つの良い点は、先生1人あたりの生徒数が少なく、指導が手厚いところです。


これは茨城大学だけでなく国立大学全般で言える特徴ではありますが、私立大学と比較して生徒の数が少ないので生徒一人ひとりに指導が行き届きやすいです。


大学院を卒業するまでの流れ

■1年生4月~7月(前期)
平日はほぼ毎日学校に行き、研究を進めます。

必要な授業はほとんど1年生のうちに取得します。就活はこの時期に始める人が多いです。

夏季インターンシップの申し込みが夏に始まるので、申し込むための書類を作成します。

この時期は比較的時間に余裕があり、週に2、3日程度アルバイトをしている人が多いです。



■1年生8月~9月(夏休み)
大学生とは異なり、夏休み期間中でも研究を進めるためにほぼ毎日学校に行きます。

就活ですが、この時期は夏季インターンシップや企業説明会が行われているので、研究を進めながらこれらのイベントにも参加します。

大学生はこの時期に自由な時間ができますが、大学院生は4月~7月とほぼ変わらない時間しか自由時間ができないことが多いです。

正直、あまり夏休みという感じはしないです。



■1年生10月~2月(後期)
大学生は前期と後期で授業が異なりますが、大学院生は前期と変わらないスケジュールで過ごします。

後期に卒業までのほとんどの授業を取得し、2年生になった時に研究と就活に時間を割けるようにしておきます。

この時期には学会が開催されることも多く、学会で自身が行っている研究の発表をすることもあります。就活は、冬季インターンシップがある場合は冬季インターンシップに参加します。

早期選考がある場合は、早期選考に向けてエントリーシートを書いたり面接の練習をしたりします。

後期は前期に比べて忙しく、アルバイトは週1,2日、またはしない人も増えてきます。



■1年生3月~2年生9月(春休みと前期)
春休みになりますが、就活が解禁されるのでこの時期はとても忙しいです。

エントリーシートを提出し面接に行きます。

就活が終わる時期は人によって様々ですが、2年生9月までに就活を終えている人が多いです。

就活の期間中は研究する時間を少し減らし、就活に集中する人が多いです(中には研究が難航して研究と就活を同時並行で頑張っている人もいます…)。

この時期は自由な時間がほぼなくアルバイトをしていない人が多いです。



■2年生10月~2年生2月
卒業論文に向けてさらに研究を進めます。

大学院生の卒業論文は大学生よりレベルの高いものが求められるため、この期間は研究がとても忙しいです。

就活をしているときと同じ、またはそれ以上に忙しいので自由な時間はほぼありません。

12月までに必要なデータを揃え、1月中に論文を書き、2月の始めには卒業論文の第一稿(先生に添削してもらえるようほぼ書き上げたもの)を提出します。



■2年生3月
先生に添削をしてもらい修正した卒業論文を提出します。

研究成果を先生達の前で発表すると無事卒業です。


最後に

大学生の生活はなんとなくイメージできるかもしれませんが、大学院生の生活って考えたことがないですよね。


理系の方は大学院に進学することを踏まえて大学に進学する人も多いです。


今のうちから、大学院とはどのようなものか、イメージを持っておけるといいですね。


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