映像授業の落とし穴

水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、３人に２人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。

最近はスタサプや東進衛星予備校等の、オンラインで映像授業を見ることや、学校の授業がオンラインで配信されるなど、
映像授業を見る機会が増えてきたと思います。

スマホでいつでも授業を受けられる、非常に魅力的ですよね。

ただし一方で、注意が必要なポイントもあります。

今回は、映像授業のメリットと、その落とし穴についてご紹介していきます。

映像授業のメリット

映像授業を受けることが出来るメリットとして、３つご紹介します。

いつでも好きなタイミングで授業を受けることが出来る。

対面の塾やオンラインの塾では、授業の開始時刻、終了時刻が決まっています。

映像授業では、自分の好きなタイミングでいつでも受けることが出来るのが、最大のメリットです。

お風呂に入りながらや、電車移動の最中など、様々な場面で授業を受けることが出来ます。

自分の好きな時間に好きな勉強を出来る魅力って非常に高いですよね。

一時停止や、巻き戻しできる

対面の個別指導塾であると、分からないところがあればすぐに質問することが出来ますが、集団塾だと分らないところがあっても先に進んでしまいますよね。

映像授業は、一時停止や巻き戻しが、自分の好きなタイミングですることが出来ます。
自分が分らなくなったら、すぐに一時停止して考えたり、分らないところを巻き戻してみたりすることが出来ます。

授業の進度を自分で決めることが出来る

集団塾では、授業の進度が決まっています。

個別指導でも、学校の進度に合わせた授業をすることが多いです。

そのため、授業の進み方を自由に決めることが出来るのも、非常にメリットですね。

得意分野は倍速で授業を受けたり、苦手分野は一時停止や繰り返し何度も授業を受けるなど、自分の好きな進度をとることが出来ます。

以上３つが、映像授業を受けるメリットでした。

このメリットだけを見ると、映像授業ってどの塾よりも優れていて、非常に魅力的に見えますよね。

実は、映像授業にも落とし穴があるんです。

次のトピックでは、映像授業の落とし穴について、ご紹介していきますね。

映像授業の落とし穴

こんなメリットだらけの映像授業にも落とし穴が存在します。

そんな映像授業の落とし穴について、４つご紹介します。

理解度が確認しづらい。

映像授業では対面授業よりも、そこの分野について理解できているのか確認しづらくなります。

いわゆる映像授業を受けるだけで、分かった気になってしまう現象ですね。

映像授業で習ったことが定着しているか、必ず確認するようにしましょう。

すぐに質問できない

分らないところが解決しないまま、次の授業に進んでしまう可能性があります。

個別指導塾では分らないところは、すぐに質問することが出来ます。

セルフクリエイトでは、公式ラインで２４時間いつでも質問可能です。

自律していないと途中で見なくなってしまう

映像授業の最大の難点は、自律して勉強する必要があることです。

集団塾や個別指導塾では、勉強しているのか確認されることはありますが、映像授業は自分で管理する必要があります。

自分で１人だけで進捗確認することって、大人でもなかなか難しいですよね。

緊張感を持ちにくく、集中しにくい

集団塾や個別指導塾では、対面で授業するため、その時間は緊張感や集中力を高く保ちながら勉強することが出来ます。

一方で、映像授業では緊張感を持ちにくく、ながら勉強になりやすく、集中しにくくなってしまいます。

その結果、集中していないため、映像授業で習った内容が身についていない状態になってしまいます。

映像授業の上手な使い方

映像授業の上手な活用方法を２つご紹介しますね。

強化したい科目や、苦手科目だけを受講する

強化したい科目や、苦手科目だけを受講するのは、非常に効果的な映像授業の使い方です。

その際に忘れてはいけないのが、定着しているのかどうか確認することです。

自分自身でその教科や分野の問題を解いてみることです。

復習に使う

セルフクリエイトの生徒でも、映像授業を活用してくれている生徒がいます。

実際にどのように使っているのかを尋ねたところ、復習や確認として使っていると教えてくれました。

具体的には、世界史の中世を復習したかったので、その分野を映像授業で確認して、知識が抜けているところがないか確認したとのことです。

その知識が抜けているところは、再度自分で参考書を使って復習して、知識が無事に定着しました。

このように習った範囲や自分で勉強した範囲の復習として、映像授業を活用することは、非常に利便性が高いように感じます。