物理の問題パターン・内容を理解して、物理の勉強方法を理解しよう。

水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、３人に２人が第一志望合格という結果を出す高校生専門塾です。

物理は得意とする人と苦手とする人の差が極端な科目です。

物理は、早いうちに得意科目にしてしまうと後にかなりらくになります。

計算量でいえば、物理は化学よりは少ないですが、生物よりは多いです。

暗記量でいうと、物理は、生物よりも化学よりも少ないです。

物理という科目は公式や定理の理解と
その適切な使いこなしが問われる科目であるため、
暗記は理科の中で最も少なくなります。

物理は一度マスターしてしまえば、
本番での得点のブレが最も少ない科目です。

その理由は受験物理では一部の大学を除いて、
特殊な問題が出題されにくい科目と言えます。

それでは、物理の勉強方法を見ていきましょう。

まず基礎を重点的におさえること

大学受験物理を攻略するためにはまず、
基礎からの勉強が重要になります。

物理の勉強法で最も重要になるのは
まず教科書レベルの知識をしっかりと身につけること。
基本事項の本質的理解は十分にすることです。

つまり、
公式や原理それを導く過程・成り立ち、
物理量の定義等を十分に理解することです。

基礎知識を習得する段階では、
苦手得意を作ることなく、全体を網羅するように学習していきましょう。

教科書に沿った問題集や基礎的な問題集を使って基礎知識を入れていきましょう。

ほとんどの大学入試で応用問題が出ます。
といっても必ず基礎的な問題は出ますし、
応用問題も本質的な基礎知識の理解がない限り絶対に解けないです。

「基礎問題」と「応用問題」とがある問題集を使っている場合は、
応用問題を後回しにして、まずは基礎問題を全て終わらせ、
理解するところから始めましょう。

物理の問題にはパターンがある

教科書や基礎的な問題集・参考書で全分野の基礎を学んだら
標準的な問題集で全分野の問題を解き基礎知識の理解、習得をしていきましょう。

公式等を覚えたところで使いこなせるようになるには、
実際に問題演習することです。

物理は公式を覚えても
それを実際の問題の中でどう使うのかという点が難しいです。

さらに、問題の中での使われ方を含めて公式を理解・記憶していくことが重要になります。

この点から物理において問題演習は非常に重要です。

数学に比べればそのパターンは少ないです。

問題演習を通してある程度パターンを覚えると、
問題の解き方がわかるようになります。

基礎固めの時に飛ばした「応用問題」や、
よりレベルの高い問題集を活用しましょう。

物理の勉強法

物理は暗記量が少ない科目で、
問題演習を通してパターンを覚えることが重要と言いましたが、
ただ問題演習をすれば良いということではないです。

一問、一問、しっかり考えて問題に取り組んでください。

しばらく考えてわからなかったら、
答えと解説を確認してください。

特に解説をしっかり読みきちんと理解して、
理解できないところはその場で必ず参考書等で納得するまで調べておきましょう。

一問に長い時間をかけて考えるのは非効率的です。

5分間手が止まって進まなかったら、答えと解説を見る。
これを徹底していきましょう。

そうすると次に似たような問題が出た時に、
解き方はわかるようになっているでしょうし、
答えまではたどり着かなくても、解き方や途中までは解けているという状態になります。

物理は苦手と思っている人も多いかと思いますが、
物理は決して点数が取れない科目ではないです。

基礎をきちんと固めて、問題を通して、
確実に一問一問解けるようにしていきましょう！