塾長がなぜセルフクリエイトを立ち上げようと思ったかのお話。

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水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す高校生専門塾です。

僕が、なぜセルフクリエイトを立ち上げたかについて少し語らせてください。

この記事を読んでいただき、少しでも僕の考えが伝わると嬉しいです。

塾を始めたのは7年前

当時の僕は大学生。東京に住んでいました。
大学の近くにあった大手個別指導塾でアルバイトをしていました。

5年間、アルバイトをしていたのですが
その中で分かったことは、「生徒のためになる授業は、塾の規模が大きくなると出来ない。」ということ。

5年間の中で、500人くらいの生徒を見てきました。
東大を目指していた子、公務員試験を受験した子、留学生、中学受験生、発達障害の子、自分に自信がない子、全く勉強しないのになぜか点数が取れる子、親の言いなりになっている子など、様々な生徒さんを見てきました。

当たり前ですが、一人ひとり学力も性格も考え方も違います。

こういった子、一人ひとりの性格や考え方に合わせて指導するとなると、かなりの時間とかなりの費用が掛かります。

様々な生徒を見ていくと同時に、塾運営の裏側を見ていくことで、
自分の時間は割かれてもいいから、本当に一人ひとりに適した指導ができるような塾を作りたい。と思い始めました。

そして、その想いを実現するように7年前の4月に、東京都世田谷区で小中高校生対象の学習塾を立ち上げました。


生徒がやりたいことは否定しない

ありがたいことに開校して半年で生徒数の限界を迎え、少しずつその地域で僕の塾の存在が知られるようになりました。

立ち上げた塾でも、色々な生徒さんに通っていただいていました。
数学オリンピックで優勝したい子、都立の超上位高校に進学したい子、成績オール1の生徒、不登校の子、うつ病の子、発達障害の子、スポーツで全国大会に出場している子。

大手塾でアルバイトをしていた時もそうなのですが、僕は基本的に生徒がやりたいといったことは否定せずに全て受け止めていました。

例えばこんなことがありました。
大学受験を控えた高校3年生の子が、夏休み前に
「この夏休み、塾をいったん休みにしたい。自分でどれだけできるかを知りたい。」
と言ってきました。
本来であれば、辞めるのを引き留めて夏期講習をやるよう促すところなのかもしれませんが、
この子の話を2時間くらい聴き、7~9月の間は自分で勉強することになりました。
結局9月に、「やっぱ塾に通ってたいです。」と連絡をくれて、大学受験まで再度塾で勉強をし始めました。
この子は、第一志望の法政大学に合格していきました。

他にも細かいことはたくさんあるのですが、とりあえず生徒がやりたいことを言ってきたら、時間をかけて話を聴く。そしてお互いが納得出来たらそれを実行する。ということをやっていました。

きっと、大手の塾だとできなかったんだろうなと思います。

生徒がやりたいことを否定するのは簡単です。
相手は子ども、僕は大人なので、やってはいけない理由を作り出すことが簡単だからです。簡単に論破できます。

ですが、それをしてしまうと生徒のやる気がそがれて、一生勉強嫌いになってしまったり、自分から発言がでいない子になってしまいます。

なので、否定をせずに話を聴いて一緒に結論を出すことをしていました。

コーチングに出会った4年前

僕の塾の強みは、「来るだけでやる気が上がる」というところでした。

当時は、なんでこれが実現できているかは分かりませんでしたが、
ほとんどの生徒が「塾来るとやる気上がりますね」と言ってくれていました。

これがなぜか、僕自身も理解していなかったのですが
「コーチングとの出会い」によって、これを理解することができました。

子どものやる気を上げる方法のようなものをネットで検索していると、「コーチング」というものがヒットしました。

調べてみると、「話を聴く」「子どもを認める」などと書いてあり、僕が今までやっていたことと似たものを感じました。

そして、コーチングのビジネススクールに入り、本格的にコーチングを学び始めました。

ここで、僕がやってきたことがコーチングのスキルだということに気づき、
今まで以上に、生徒のやる気を上げる接し方ができるようになったと感じました。

もし、コーチングを知ってなかったら、ビジネススクールに通ってなかったら、セルフクリエイトの立ち上げには至っていませんね。

コーチングを学び始めてから、塾でもコーチングのスキルをたくさん使うようになりました。
スタッフにも、コーチングの研修をするようになりました。

コーチング指導を開始した年、あり得ない結果が出ます。

大学受験第一志望合格率100%

塾には、小学生中学生高校生浪人生がいました。
その中で、最もコーチングの効果が発揮されたのが高校生でした。

大手予備校において、大学受験第一志望合格率は、高くて10%と言われています。

つまり、10人に1人が第一志望に合格出来れば上出来という世界です。

そんな中、コーチング指導を開始した年の大学受験第一志望合格率は
まさかの100%。

受験した全員が、第一志望に合格という結果でした。

合格した大学は、国公立や早稲田上智、MARCH系も日東駒専もいます。

決して、第一志望のレベルが低かったわけではないですが、全員がハッピーな結果をいただきました。

この翌年以降は、100%とはいきませんでしたが約80%の合格をいただきました。

さらに、コーチング指導を行うことで、第一志望合格率が上がっただけではなく
生徒からの自主的な言動が増えました。

生徒自ら自習に来る回数が増えたり、自分のことをはきはきと話す子が増えたり、自分で学習計画を作る子が出て来たり。

親や先生に塾に来させられて、させられる学習ではなく、
自ら塾に来てする学習の方が圧倒的に身に付きます。

そして、そういった力や考えが、大学進学後にも生きてきます。

セルフクリエイトの立ち上げ

コーチング指導を続けていくうちに、コーチング指導が効果的な生徒像が明確に見えてきました。

3年間のコーチング指導で見えてきた、コーチング指導がより効果的な生徒像は、

・高校生
・学力中位層(偏差値50~60)


この2つ。


そして、コーチング指導の効果を高めるための環境が

・スタッフは最低限
・生徒数は15名前後


この2つ。


上記の生徒層に対して、上記の環境を整えた学習塾を提供することが最高だという結論に至りました。

そして、東京で塾を始めたときから言っていた、「地元で塾をする」という夢と一緒に茨城に戻り、セルフクリエイトを立ち上げました。


最後に。

僕は、セルフクリエイトに入塾してくれた生徒に対して言っていることがあります。

それは、
「今やっている勉強は、大学受験のためだけではない」
ということです。

セルフクリエイトで行っている指導は、「志望校選定」「学習習慣の定着」「学力向上」の3つだと考えています。

これらの3つは、大学受験後も大人になってからも必要になってくる力です。

志望校選定は、「目標設定」に関わります。
今の自分はどういう選択をしたいのか、どのように目標を決めるべきなのか、なぜ目標があるべきなのか。
このようなことを伝えながら、受験終了後には、自分で新しい目標を見つけられるようになっているはずです。

学習習慣の定着は、「継続力」に関わります。
目標達成のためには、継続力が最も大事だとよく言います。
やりたいこと、やるべきことに対して三日坊主にならないよう、どのように自分のモチベーションを上げられるのか、どのように計画を立てればよいのかを一緒に考えながら、継続力を日々鍛えていきます。

最後の学力向上は、「成功体験」に関わります。
目標設定をして継続力を付けても、常に結果が出ないのでは意味がありません。
学生時代の成功体験は、大人になってからすごく大切な経験になります。
何かにぶつかった時、(あの時どうやって乗り越えたっけな?)(あの時出来たんだから今もできる!)と、考えることができるようになります。

これらの3つを大学受験を通して身に付けることで、大学受験でもいい結果を得ることができ、受験で燃え尽きることなく、次のステージへ自ら進むことができるようになります。

セルフクリエイトに入塾してくれた生徒全員に、このようになってほしいと考えています。





大学受験さえ成功すればいい。とお考えの方は、もしかしたら当塾は合わないかもしれません。

僕の考えに共感いただけましたら、ぜひ一度お話だけでも聞きに来ていただけると嬉しいです。

また、LINEからの予約も可能になりました。

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