【高校2年生必見】志望校選びのための「軸」を考えよう
水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す高校生専門塾です。
もうすぐ夏休みが終わります。
高校2年生のみなさん、志望校は決まりましたか。
まだ確定させる必要はないかもしれませんが、志望校となる大学の候補をいくつか挙げておけるといいですね。
今回は、志望校選びをするときの「軸」について考えていきたいと思います。
何を基準に志望校を決める?
今回の記事でお伝えしている「軸」というのは、志望校選びの基準となるものです。
例えば、学部を最優先して大学選びをするのか、自宅からの近さを最優先するのか、知名度を最優先するのかというお話です。
大学選びの基準となる、よくある項目を並べてみます。
①学部学科
②大学ブランド(大学の知名度)
③茨城県内の大学か否か(実家から通えるか否か)
④都内の大学か否か(都心で一人暮らしができるか否か)
⑤国公立か否か
⑥就職率
⑦資格が取得できるか否か
⑧受験方法
⑨その他(親の母校、通っている高校の付属大学、部活など)
これらの基準を、優先したい順に並べてみてください。
※全く優先しなくてよいものは省いてOKです。
ある高校2年生の基準を、例にとってみてみます。
プログラミング工学を学びたい理系男子、現在住んでいる茨城県内の大学へ、一般受験での進学を希望しています。
彼に、上記の基準から優先順位を聞いてみると、
第一希望:⑤国公立
第二希望:③茨城県内の大学
第三希望:①学部学科
第四希望:⑥就職率
であると答えてくれました。
では、この4つ全てを満たす志望校を考えてみようということで、大学を探してみると、
茨城大学理工学部情報システム学科
筑波大学情報学群情報科学類
の2校がヒットしました。
就職率はほぼほぼ変わらないので第三希望のまでの条件で探しました。
別の生徒の例を見てみます。
フランス学を学びたい文系女子。本人は、フランス学を学びたいが、保護者の方は茨城県の自宅から通える大学を希望しています。
彼女に、基準の優先順位を聞いてみると
第一希望:①学部学科
第二希望:⑧受験方法(小論文、理科のテストは避けたい)
第三希望:③茨城県内の大学かどうか
第四希望:②大学ブランド
第五希望:⑤国公立か否か
であると答えてくれました。
そして、保護者の方に優先順位を聞いてみると
第一希望:③茨城県内の大学かどうか
第二希望:①学部学科
第三希望:②大学ブランド
であるとのことでした。
生徒と保護者、両方の第一希望を優先するような大学を見つけることはできませんでした。
なぜなら、茨城県内で「フランス学」を学べる大学がないからです。
生徒と親の「基準」を一致させる
先ほどのように、生徒と保護者の基準にずれが生じてしまった場合、理想的な大学選びをすることができなくなってしまう場合があります。
そうならないために、親子で話し合って、大学選びの基準の優先順位をそろえておく必要があります。
先ほどのフランス学を希望していた生徒の意見を優先するなら、
「フランス学を学べる、都内の私立大学」が候補に挙がってきます。
保護者の意見を優先するなら、
「フランス学を学べない、茨城県内の大学」が候補に挙がります。
今回の場合、両者の折衷案となるものがないので、どちらかの意見を優先せざるを得ません。
このように、子と親で意見が異なるケースは、意外とたくさんあります。
このような時は、なかなか親子間の意見の相違に気づけなかったり、
気づいていても話し合う時間を取れないことがあり、
受験ギリギリになってようやく話し合うご家庭もあります。
ですが、受験ギリギリになると、満足のいく受験にならない場合も多いです。
そうならないために、今のうちから志望校選びの基準を、家庭内で決めておくことをお勧めします。
親子での解決が難しいようなら、塾や予備校に相談してみてください。
真摯になって聴いてくれると思いますよ。
志望校が決まったら受験校を決める
ここで言う「志望校」とは、第一志望・第二志望の大学です。
「受験校」とは、滑り止めを含めた、受験する可能性のある大学のことです。
先ほどの基準をもとにして、受験校も決定していきます。
プログラミングを学びたい理系男子の場合、滑り止めとなるのは国公立ではなくて私立大学になります。
そうなると、基準の第一希望にある⑤国公立が優先できなくなります。
また、県内の私立学校でプログラミングを学べる私立大学がないので、
第二希望の③茨城県内の大学を優先するのであれば、プログラミングの学べない大学を受験することになります。
そうなったときに、やりたいことを学べない大学を滑り止めとして受けるのか、
それとも滑り止めを受けずに国公立だけ受験するのか、
はたまた茨城県外の大学を受験校とするのかを
考える必要があります。
ここまでしっかりと決められていれば、
高校3年生になってからやりたいことが変わっても、
ちゃんとした志望校選びができるようになります。
志望校選びはセルフクリエイト
セルフクリエイトでは、
成績向上のサポートはもちろん、
志望校選びのサポートも全力で行っています。
毎年、「何となく茨大志望」の高校生が入塾されますが、
時間をかけて対話を繰り返し、大学でやりたいことを見つけていきます。
そして、志望校選びの基準を一緒に見つけていきます。
その結果、生徒も保護者の方も満足いただける受験校選びができていると思っています。
もしあなたが志望校選びを何となくで決めてしまっていたり、
まだ決め切れていないのであれば、
ぜひ一度セルフクリエイトに相談にいらしてください。
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