「うちの子、今からでも受験に間に合いますか？」に対する答え。

水戸市の大学受験・高校生専門塾、
セルフクリエイト水戸校の沖津です。

保護者の方とお話をしていると、
多くの方からこのような質問を頂きます。

「うちの子、今からでも受験に間に合いますか？」

答えから言うと、「間に合います。」

ただ、いくつか条件があります。

それらを満たすことが出来れば、
確実に間に合います。

条件１：高3の5月模試で1科目でも偏差値が45以上

5月の模試を1つの基準として、
現実的な志望校を選定していきます。
(2020年度は5月の模試が中止になってしまったので、6月の模試の結果を見てください)

全科目偏差値が45未満の高校生は、
学校の授業についていけていない可能性が高いです。

受験云々の前に、「学校で知識を付けること」を学ぶ必要があります。

やらされている勉強ではなく、
目標のためにやる勉強へと考えを変えなければいけません。

数学や英語だけ偏差値60以上であることはすごく強みになります。

60以上とは言いません。

最低でも、1科目の偏差値が45以上あれば
ある程度の大学受験に間に合います。

条件２：本気で受験に向かっている

何となく受験するだけであれば、
現状の成績で受けることが出来る指定校で受験をすればいい話です。

総合選抜入試や一般入試で受験をするということは、
それなりの本気度が必要です。

その大学に対して本気で臨み、本気で受験をしようと思うのであれば
きっとその大学への合格は近いです。

また、受験生が本気になるためには
目標が魅力的でなければいけません。

大学調べや、オープンキャンパスも受験勉強の1つです。

条件３：保護者が協力的である

受験成功には、保護者様の協力が必須です。

以下の7つを必ず守っていただきたいです。

・本人が本当に行きたい大学であれば全国どこでも許してくれる。

・本人が塾に行きたいと思ったタイミングで塾に入れてくれる。

・受験のために必要な教材やノートを買ってくれる。

・勉強のことは学校や塾に任せ、口出しをしない。

・本人の頑張りを認める。

・本人の行きたい大学に対して「無理だ」と言わない。

・学校や塾の悪口を言わない

難しいと思われた保護者の方もいるかもしれませんが、
合格する受験生の保護者は1つも欠けずに実行しています。

これらを実行するには、受験生に合った塾探しが大切です。

条件４：最適な塾選び

「保護者が選んだ塾＝生徒に適切な塾」
ではないことが多くあります。

うちの子にはどのような塾が合っているかな。

と考えるのもいいですが、直接お子さんに聞いたり、
一緒に塾の話を聞きに行ったりすることが必要です。

きっとどの塾さんも丁寧に相談に乗ってくれますよ。

お子様に最適な塾は、お子様の学力や内申点、
志望校によってもだいぶ変わります。

明日のブログで、「最適な塾の選び方を紹介します。」

「うちの子間に合いますか？」

上の４つの条件を満たすことが出来れば、間に合います。

どんな志望校であれ。です。

現在の偏差値が45であれば、
偏差値60の大学に行くことは夢でも何でもありません。

「5月の模試の偏差値＋15」までは、
現実的な志望校として考えられます。

世に言う逆転合格は、
5月の模試＋25くらいの学校に受かってからです。

現状、5月の模試が実施されるかどうかも怪しくなってきましたが
基準として、5月の模試を参考にしてみてください。