これが出来れば現代文は上出来!?大人でも間違える現代文の問題
水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す高校生専門塾です。
以前、国語講師で有名な出口汪先生の講演に参加しました。
「大人のための現代文講座」のような講演でした。
参加者は全員大人。
参加者に対して、現代文の問題を出題してくれました。
その問題についてのお話です。
出口先生からの問題に挑戦
次の文章を読んであとの問いに答えなさい。
ある戦争映画で、主人公は襲撃した村人たちを虐殺したり、女性や子供を連れ去ったりするシーンがありました。戦争という極限状態の中で、狂気の主人公が何とも言えず残忍で愚かに見える名シーンです。
問1.太文字「愚かに見える」の「主語」を、一文節で書き抜きなさい
問2.次の< >に肯定か否定かを、【 】に上の文章から適切な言葉を抜き出しなさい。
黄色下線部のシーンに対する筆者の「立場」は< >である。それは、【 】という言葉から、判断できる。
大人の正解率は30%
この日参加した大人たちの全問正解率は、だいたい30%でした。
僕は正解出来ましたが、教育者以外も参加されていたので
勉強から離れている時間が長い人には難しかったのでしょうか。
「素直に読めば出来る。」
と、出口先生はおっしゃっていました。
確かに、全体の文章を素直に読めば
小学生でも出来る問題かもしれません。
答えはこちら
問1.主人公が
問2.<肯定>、【名シーン】
いかがでしたでしょうか。完答出来ましたか。
< >の中を「否定」
【 】の中を「虐殺」「狂気」「残忍」などとする誤答が多いです。
最後の最後に答えが隠れていましたね。
“主観的”ではなく、“客観的”に読む
現代文を解くときは、“客観的”に読むことが大切です。
「虐殺」「狂気」「残忍」などのネガティブなと書かれていると、
否定的な意見が並んでいるなと勘違いしやすいですが、
実際の筆者の考えはネガティブではなかったですよね。
それらの言葉を掻い摘んで読んでしまったということは、
“主観的”に文章を読んでいたということです。
その分の主語と述語を意識し、
作者の意見なのか、一般論なのかを
区別して読み進めることが現代文の点数UPに繋がります。
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