奨学金を受けられる高校生と受けられない高校生

水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、３人に２人が第一志望合格という結果を出す高校生専門塾です。

大学進学を考えている高校生のうち、
奨学金を受給している高校生はだいたい2人に1人と言われています。

高校3年生であれば、
そろそろ奨学金について考えなければいけないころです。

高校１・２年生はまだ先のことですが、
今のうちに知っておかないと、奨学金を受けたくても受けられないことがありますので、
奨学金を受けられる人になるためにはどうすればよいかを知っておきましょう。

奨学金といえば、日本学生支援機構

奨学金で最も有名なのは、「日本学生支援機構」です。

日本学生支援機構の奨学金は、給付型を貸付型の2種類があります。
さらに貸付型は、無利子と有利子の2種類に分かれます。

今回は、給付型、貸付型-無利子と貸付型-有利子の3種類の奨学金の、
申請基準等についてお話したいと思います。

給付型奨学金

2020年4月入学者から導入された新しい制度です。

■対象となる学生
・現役で進学する高校生、1浪もしくは2浪で進学した受験生(3浪以上の受験生は非対象です)
・高校における評定平均が3.5以上である受験生
・入学選抜試験(各大学の入試)で上位50％以上である受験生
・世帯収入が基準以下である世帯の受験生(詳細はこちらをご覧ください)
以上の条件を満たした受験生は全員受け取ることができます。

■支給額
実家から通学する場合、最大42,500円/月
実家外から通学する場合(寮やアパートで独り暮らし)、最大75,800円/月

■その他
これから説明する、貸付型奨学金との併用も可能です。

貸付型奨学金-無利子

給付型は、世帯年収の条件が厳しいので、こちらの奨学金を受け取るのが現実的です。

■対象となる学生
・現役で進学した高校生、1浪もくしは2浪で進学した受験生(3浪以上の受験生は非対象です)
・高校1年から申し込み時までの評定平均が3.5以上である受験生
・世帯収入が基準以下である世帯の受験生(詳細はこちらをご覧ください)
以下の条件を満たしても、必ず受け取れるわけではありません。

■支給額
実家から通学する場合、最大54,000円/月
実家外から通学する場合(寮やアパートで独り暮らし)、最大64,000円/月
※3パターンから金額を選択できます。

■その他
評定平均と、世帯年収を総合的に加味して受給できるかが決まります。評定平均が高い方が受給しやすいですし、世帯年収が低い方が受給しやすいです。
評定平均の基準は3.5ですが、3.8以上あると受給できる確率がグンと上がります。

貸付型奨学金-有利子

成績がどうしても足りない場合は、こちらでの申請になります。

■対象となる学生
・現役で進学した高校生、1浪もくしは2浪で進学した受験生(3浪以上の受験生は非対象です)
・世帯収入が基準以下である世帯の受験生(詳細はこちらをご覧ください)
以下の条件を満たしても、必ず受け取れるわけではありません。

■支給額
20,000~120,000円/月
※10,000円刻みで選択できます。

■その他
貸付終了時から利子が発生します。(奨学金受給中は、利子は発生しません)
貸付終了時の年利が、返済期間ずっと継続になります。年利は、月によって異なりますのでこちらをご参照ください。