【高校受験生向け】志望校ってどうやって決めるの?
水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。
当塾は、大学受験専門の学習塾ですが、今回は高校受験生向けに『志望校の決め方』について紹介させていただきます。
新中学2,3年生の受験校選びの参考になると嬉しいです。
そもそも志望校ってなんなのよ。
学校や家で、こんな言葉をよく耳にしませんか?
「志望校決めた?どこ行くの?」
この言葉からも、なんとなく志望校って受験する学校のことかなと、想像出来るのではないでしょうか?
では、志望校の正しい意味はなんでしょうか?
まず、志望校という言葉の、辞書的な意味を調べてみました
辞書によると“志望”とは、「自分はこうなりたい、こうしたいと望むこと」
“校”は学校。
志望校の辞書的な意味を参考にして、
志望校の定義を、自分が行きたいと思う学校と、自分がなりたいものになるために行く学校とします。
しかし、高校受験においては、浪人が出来ないこと(基本的にはしない)と、
内申点が合否に大きく関係してくるため、ただ単に自分が行きたいと思う学校が志望校になる訳ではありません。
(*浪人とは、志望している学校に不合格で、どこの学校にも属さずに、来年その学校を再受験すること。)
そのため、ただ単に自分が行きたいと思える学校を希望校、出願して合格する確率が高い学校を出願校と区別する場合が多くあります。
つまり、高校受験における志望校とは、希望校と出願校の両方のことを言います。
下の式にすると、少し分かりやすいかもしれません。
志望校=希望校+出願校
今回は、志望校をきめる基準などについてご紹介します。
志望校は、何を基準に選ぶべき?
志望校を決定する時に使える、5つの基準を紹介します。
学校制度
高校には公立高校と私立高校があります。
文部科学省の方針に沿っているため、教育の特色が少ないのが公立高校。
学校独自の方針やカリキュラムを自由に組んでいるため、教育の特色が多くあるのが私立高校です。
教育の特色がある分、学費の面で私立高校は公立高校よりも高額です。
そのため、私立高校と公立高校を比べた際に、やはり学費の面が親御さんとしては気になるのではないでしょうか?
令和2年度から、国からの私立高校の就学支援が以前よりも手厚くなりました。
また、茨城県独自の支援もありますので、
詳細については、茨城県の公式サイトをご確認ください。
また、高校以外に工業高等専門学校、通称「高専」があります。
高専は高校とは違い、5年制の学校です。
高校は一般教育である一方で、高専では一般教育だけでなく、
専門分野の博士号を持った先生から、物作りやITに関する専門教育を受けることが出来ます。
授業も単位制であることから、イメージとしては、高校よりも大学に近い教育機関です。
高専についての詳細な情報は茨城高専のホームページをご確認ください。
学校の雰囲気や理念
部活動やボランティアに力を入れている高校、海外留学など国際色豊かな高校。
様々な校風や雰囲気があります。
また私立高校では、宗教が学校の雰囲気や授業に関係してくる場合があります。
例えば、茨城キリスト教学園高校では、毎週1回聖書の授業があるなど、
キリスト教に関係する授業や行事などが行われています。
その学校の雰囲気や文化などを知りたい場合は、
各校が開催しているオープンスクールや学校説明回に参加することをおすすめします。
部活動
高校に設置されている部活動や、その活動内容も各校でばらばらです。
野球部が強い高校や、ダンス部がある高校など、各校に特徴があります。
高校で参加したい部活動がある場合は、その部活動があるのか確認してみてください。
部活動の雰囲気についても、学校説明会やオープンスクールで確認できる場合があります。
進学実績
高校から大学への進学実績や、就職実績も重要な判断材料になります。
国立大学への進学者が多いのか、私立の難関大学への進学者が多いのか、それとも就職する生徒が多いのか。高校によって様々です。
将来なりたい像や、やりたいことがある場合は、高校選びの大きなポイントになります。
将来やりたいことがない場合でも、大学への進学を希望する場合は、大学進学者が多い高校をおすすめします。
登下校にかかる時間
実は、登下校にかかる時間も学校選びのポイントになります。
小学校、中学校までは、公立であれば、家の近くにある学校に通う制度になっています。
県立高校の場合、県内の高校であれば好きな高校に行くことが出来ます。
また、私立高校の場合は県内だけでなく、県外の高校にも通うことが出来ます
そのため、登下校にかかる時間も考えなくてはいけません。
例えば水戸から、龍ケ崎第一高校に通うことも出来ます。
しかし登下校にかかる時間が片道約2時間かかることになります。
登下校で往復4時間は、かなり負担になってしまいます。
登下校に時間がかかりすぎて、睡眠不足や体調を崩してしまうことも少なくありません。
行きたい高校がある場合は、事前に登下校にかかる時間や、登下校は負担にならないか確認するために、実際に行きたい高校まで行ってみるのもいいでしょう。
志望校選びでやってはいけないこと3選
親や学校の先生、塾の先生の主導で決める
「志望校を決める際に、中学生には志望校を選べないだろう。」
「A高校よりもB高校の方が、進路も広がるはず。」
など、親御さんや学校の先生、塾の先生が主導で志望校を決めることはNGです。
主導で決めてしまうと、入学後に想像と違った、聞いていた感じではなかった。
と、入学後に不安や不満を感じることがあります。
また、自分で決めていないので、人のせいにしやすい性格になってしまいがちです。
自分で決めてない学校に不満を持ちながら3年間通い続けることが、しんどいことは想像しやすいのではないでしょうか。
また、このようなデメリットだけでなく、自分で志望校を決めることにはメリットもあります。
自分自身がいろいろと調べて、考えて志望校を決めることは、
3年間の高校生活を充実させるだけなく、高校卒業後の進路について考えることにもつながります。
自分で調べた情報を、取捨選択しながら考えることは、この情報化社会においては必須の能力です。
志望校の決め手が1つだけ
志望校を決めた理由が、1つしかない場合は要注意です。
例えば、学校の雰囲気がよかったから、これ1つだけが決めた場合。
入学後にクラスの雰囲気が想像と違ったら、志望理由だったものがなくなってしまい、
学校に行きたくない、転校したいなど、高校生活に大きな影響をもたらす可能性があります。
それだけでなく、高校卒業後の進路にも大きな影響を与える可能性があります。
自分は大学進学希望なのに、学校の雰囲気だけで決めてしまって、就職者が多い高校に進学した結果、
就職に関する情報やノウハウが多く、進学情報や大学進学への手厚いサポートを期待することが出来ない状況に陥る可能性は大いにあります。
将来やりたいこと、なりたい夢に繋がっていない
学力や高校の雰囲気、やりたい部活があるなど、様々な志望理由がある場合でも、将来やりたいことや、なりたい夢に繋がっているか確認することは重要です。
結局、高校も将来やりたいこと、夢を叶えるための過程です。
最終目標は、なりたいもの、なりたい夢を叶えることです。
その高校に受かることが、ゴールではありません。
もちろん、将来なりたいものや夢がない場合は、未来を広げるために偏差値の高い高校に入ることも1つの手段です。
しかし、将来の夢やなりたいことが明確な場合、今イメージしている高校に進学することが、夢を叶えるために重要なのか考えてください。
最後に
今回の記事では、高校を選ぶ基準と、志望校選びの落とし穴3選をご紹介しました。
志望校を決める際には、今回あげた5個の基準を参考にしてください。
志望校が決まったら、志望校選びの落とし穴3選にあてはまっていないか、確認してみてください。
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