高校２年生が秋から始められる受験勉強って何？

水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、３人に２人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。

まだ受験勉強を出来ていない高校２年生、ちょっとやばいです…

大学受験を始めるタイミングは、常に「今」

今のように、受験について調べている時、周りの友達が受験勉強をし始めてちょっと焦り始めてきたとき、
その時こそが、受験勉強を始めるタイミングです。

今回は、高校２年生が今から受験勉強を始めるべき理由と、今から始められる受験勉強を紹介していきます。

高校２年生の秋から受験勉強を始めるべき理由

まず始めに、どうして高校２年生の秋から受験勉強を始めた方がいいのでしょうか？

その理由を３つご紹介します。

①高校２年生のうちに基礎を確認するべきだから

高校３年生になると、演習や模試、過去問などに時間を取られてしまい、
基礎事項を再度学び直すことが出来る時間が確保しづらくなってしまいます。

また高校３年生に、基礎事項を復習する時間を確保しようとすると、スケジュールがどんどん後に回ってしまい、
結果として演習や過去問を解く時間を十分に確保出来ないまま受験当日を迎えることになってしまいます。

高校２年生１月にある、共通テスト同日模試で成果を出せるから

高校２年生の秋から受験勉強を始めた場合、１月の共通テスト同日模試まで約３ヶ月あります。

３ヶ月間しっかりと勉強することで、その時に実力を模試で発揮しやすくなります。

さらに、その３ヶ月をしっかりと勉強をしておくことで、
１年後の本番までにどのような状況になっておかなければいけないのか、想像しやすくなります。

１年後にどのような状態になれば合格することが出来るのか想像出来れば、
これから何をすればいいのかはっきりしそうですね。

志望校受験に向けて１年間のスケジュールを作成できるから

高校３年生の４月から受験勉強を始めた場合は、共通テストまで約９ヶ月になります。

一方で、高校２年生の１０月から受験勉強を始めた場合、共通テストまで約１５ヶ月です。

比べてみると約６か月も、高校２年生の秋から始めた方が多く受験勉強をすることが出来ますね。

半年も勉強を先に始めていれば、かなり有利になりそうではないでしょうか？

何から始めればいいの？

高校２年生の秋からやるべきことを、優先度が高い順でご紹介します。

志望校と受験方式を決定する

まずは志望校を決定しましょう。志望校選びも、受験勉強の一環です。

志望校が決まらないと、受験勉強がスタートしないと思っていただきたいほど重要です。

また、一般受験なのか、総合型、学校型などの推薦入試を受けるのか受験方式も決めます。

やらなければいけない科目を決定する

志望校と受験方式を決定することが出来たら、受験で使用する科目が分かるようになります。

受験で使用する科目を把握することが出来たら、次は勉強の優先順位を決定します。

優先して始める科目を決定する

文系の場合は、英語と国語を優先的に始めましょう。

英語は、毎日英単語を覚える習慣をつけること、
国語は古典単語を毎日覚える習慣をつけることと、古典文法を覚えることを始めましょう。

理系の場合は、英語と数学を優先して始めましょう。

英語は、毎日英単語を覚える習慣をつけること、
数学はチャートやフォーカスを使って、数学ⅠAの復習をしましょう。

それぞれの科目は基礎事項から始める

③で勉強する科目を決定したら、いよいよ勉強のスタートです。

各教科は、まず基礎事項から始めることをおすすめします。

各教科で、何から始めればいいのかご紹介しますね。

英語は、英文法と、英単語から始めることをおすすめします。
おすすめ参考書(英文法)：大岩のいちばんはじめの英文法
単語帳については、別のブログでご紹介しているのでこちらを参考にしてください。

数学は、数学１Aの復習から始めることをおすすめします。
おすすめ参考書：文系は黄色チャート、理系は青チャートをおすすめします。

国語は、古典文法と古典単語を始めることをおすすめします。
おすすめ参考書(古文文法)：富井の古典文法をはじめからていねいに
古典単語については、学校で使用しているものがあれば、そちらを使用してください。

これだけは要注意！！

高校２年生の秋から勉強を始める場合に、要注意なのが、いわゆる｢慢心｣や｢中だるみ｣です。

他の人よりも勉強が早いことで、模試の点数や偏差値を上げやすくなります。

目に見える結果が出ることで、安心や慢心してしまい、勉強に対する熱が徐々に減り、勉強時間も少なくなる可能性があります。

そのような状況にならないためにも、模試の結果や判定のために勉強をしているのではなく、志望校に合格するために勉強していることを忘れないようにしてください。