【大学入試】一般選抜について知りたい人が読む記事
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大学受験というと、この一般選抜が一番イメージに近い入試方法になるのではないでしょうか。
従来のイメージは、受験する大学に行き入試を受け、数日後に合格発表を受験した大学の掲示板に見に行く。
といったものだと思いますが、今の一般選抜は少しそのイメージと異なります。
一般選抜といっても、たくさんの受験方法がありますので、
その特徴や種類について詳しく確認していきます。
一般選抜とは
一般選抜の定義は、学校推薦型選抜、総合型選抜、社会人や帰国子女などの各選抜を除いた、入試方法のことです。
一般入試や、大学入試共通テスト利用入試が一般選抜に該当します。
一般入試は、前期受験と後期受験に分かれることがあります。(大学によっては中期受験もあります。)
そしてその前期受験と後期受験は、大学によって名称が異なります。
特に私立大学で、ややこしい表記の仕方をしているので注意が必要です。
例えば日本大学の場合は、
前期受験をA方式第1期、後期受験をA方式第2期といいます。
(A方式があるからといって、B方式があるわけではありません。)
他に工学院大学の場合は、
前期受験をA日程、中期受験をB日程、後期受験をM日程といいます。
(A日程、B日程、C日程ではないのは何で?と聞かれることがありますが、僕には分かりません。)
このように、同じ前期受験、後期受験でも名称が異なることが多々ありますので、
大学のHPやパスナビを利用して、一般選抜のそれぞれの名称を調べておくことも大切ですね。
全学部統一入試とは
全学部統一入試といわれる、一般入試の種類があります。
この入試方法は、多くの私立大学で採用されている入試方法です。
先述した一般入試の前期後期入試は、志望学部ごとに試験日と試験問題が準備されているのに対し、
全学部統一入試は、全ての学部が同じ日に同じ試験を行います。
全学部統一入試と区別するために、一般入試の前期後期入試を「個別学部入試」と呼びます。
一般的に全学部統一入試は、個別学部入試と比べて試験日が早く設定されています。(2月の1週目がメイン)
そのため、個別学部入試の練習受験として使う受験生も多いです。
個別学部入試と全学部統一入試は、問題傾向も倍率も難易度も異なりますので、
入試要項や過去問をよく確認して受験するかを決めることが大切です。
受験科目も異なる場合がありますので、個別学部入試と全学部統一入試は、全く別の入試と考えるのがベターです。
また、全学部統一入試の名称も大学ごとに異なります。
日本大学の場合はN方式、法政大学の場合はT方式といいます。
大学入試共通テスト利用入試とは
聞いたことがあるけどよく分かっていない。
という高校生、保護者の方が多いように感じます。
共通テストの歴史をさかのぼると、
センター試験、共通一次という別の名称で行われてきました。
共通一次の時代は、国公立大学の一次試験としてだけ活用されていたので、
共通テストを私立大学の受験で利用するというイメージが付かないのかもしれませんね。
大学入試共通テスト利用入試は、
共通テストの結果だけで、志望大学の合否が決定する入試方法です。
受験したい大学に事前に出願し、共通テストを受験します。
共通テストを運営している「大学入試センター」が、出願した大学に共通テストの結果を送ってくれます。
各大学は、その結果を見て合否を決定します。
上記で説明した個別学部入試や全学部統一入試は、日程が被っていたら複数大学を受験することが出来ませんが、
大学入試共通テスト利用入試は、共通テストを受験するだけで、何校でも受験することが出来ます。
大学入試共通テスト利用入試は一般的に、滑り止め大学を獲得することを目的に受験される高校生が多いです。
例えば、
第1志望が明治大学。
第2志望が法政大学。
第3志望が日本大学。
第4志望が東京経済大学。
第5志望が桜美林大学。
だとします。
この場合、共通テスト利用で日本大学以下の大学を共通テスト利用入試、その他の大学を個別学部入試で受験をします。
もし、共通テスト利用入試を活用しない場合は、5大学を個別学部入試で受験することになります。
そうなると、受験日程の調整が難しいことと、5大学分の過去問を行わなければなりません。
共通テスト利用入試を活用すると、2大学の受験日程の調整、2大学分と共通テストの過去問を行えばよいのです。
だいぶラクになりますよね。
一般選抜で勝負する受験生は、必ず活用してほしい入試方法です。
一般選抜の特徴
他の選抜とは異なり、学力試験だけで合否が決まると言っても過言ではありません。
(一部、小論や面接を課す大学もあります。)
また学校推薦型選抜や総合選抜は、「現役生のみ」「2浪以上は不可」などの条件や、評定平均や資格試験による出願条件がある場合が多いですが、
一般選抜は、誰でも出願できる入試でもあります。
他の選抜に比べて、受験パターンが複数あるので
どのような受験戦略を立てるかによって、合否が大きく分かれる選抜です。
一般選抜の出願条件
原則、条件はありません。
一般選抜の出願スケジュール
今年の大学入学共通テスト、一般選抜前期・中期・後期のスケジュールを紹介していきます。
【大学入学共通テスト】
2022年1/15(土)・1/16(日) 大学入学共通テスト本試験(1月の第2土日)
2022年1/29(土)・1/30(日) 大学入学共通テスト追試験
【国立大学】
2022年1/24(月)~2/2(水) 2次試験 出願期間
2022年2/25(金)~ 前期日程 試験実施
2022年3/6(日)~3/10(木) 前期日程 合格発表
2022年3/15(火) 前期日程 入学手続き〆切
2022年3/12(土)~ 後期日程 試験実施
2022年3/20(日)~3/24(木) 後期日程 合格発表
2022年3/27(日) 後期日程 入学手続き〆切
【公立大学】
2022年1/24(月)~2/2(水) 2次試験 出願期間
2022年2/25(金)~ 前期日程 試験実施
2022年3/1(火)~3/10(木) 前期日程 合格発表
2022年3/15(火) 前期日程 入学手続き〆切
2022年3/8(火)~ 中期日程 試験実施
2022年3/20(日)~3/23(水) 中期日程 合格発表
2022年3/12(土)~ 後期日程 試験実施
2022年3/20(日)~3/24(木) 後期日程 合格発表
2022年3/27(日) 中期・後期日程 入学手続き〆切
【私立大学】
12月下旬~ 出願期間
2~3月 入試実施・合格発表
※私立大学に限り、大学によって出願期間・入試実施・合格発表の日にちが異なります。
上記のように一般選抜は、2~3月後半にかけて主に実施されています。
一般選抜に向いている高校生は?
一般選抜に向いている高校生の特徴は、以下の3つです。
・学力を最大の武器として受験に臨みたい。
・行きたい大学が1つに絞れないので、複数の大学を受験して合否で決めたい。
・2~3月まで集中して勉強して、自分の最大限の学力を引き出して受験したい人。
昨今の大学入試の傾向において、2番目に受験者の割合が高い入試方法が一般選抜です。
競争率が高いですが、最後まであきらめずに自分を信じて戦うことができれば、きっと良い未来が待っているはずです。
心から受験生の皆さんを応援しています。
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