久しぶりに簿記の指導をしたお話

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水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。


セルフクリエイトでは、理系文系問わず、何の教科でも対応しています。

これだけでも驚いていただけるですが、「簿記」の指導も承っています。

HPやSNSには大々的に書いていないので、「簿記の指導をしてほしいです。」という問い合わせはないのですが、
知人からの紹介で簿記の紹介を受けることがたまにあります。

最近も、久しぶりに簿記の指導依頼が来まして、久しぶりに指導をしています。

ほとんどの高校生には関係のない、興味のない話かもしれませんが、今回は簿記の指導についてお話させていただきます。


簿記とは

「簿記」という言葉を聞いたことのある高校生は多いかと思います。

しかし、「簿記」が何なのか分からない高校生ばかりではないでしょうか。

「簿記」は、商業高校で必修科目として扱われています。

水戸商業高校や、日立商業高校、水戸啓明高校の商業科に通っている友達がいる場合は、何となく「簿記」について知っているかもしれませんね。


「簿記」とは、『お金やモノの出入りを記録するための方法』です。

お小遣い帳や家計簿をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。

お小遣い帳は、「いくらで何を買ったか」を記録に残していき、
毎月のお金の減りや貯えを記録することができます。

簿記で習うことは、お小遣い帳の会社バージョンです。

例えば、ある会社が社用車として100万円の車を購入しました。
この時、100万円のお金が減り、100万円の価値があるモノ(車)が手に入ります。

このような、お金とモノの動きを「仕分け」というルールでメモをし、記録していきます。

どの会社にも、簿記ができる人は在籍しており、会社のお金やモノの動きを記録してくれています。





簿記は、先ほど挙げた商業高校で学ぶことができますが、
大学からでも学ぶことは出来ます。

商学部という学部があり、多くの大学で商学部を設置しています。

また、商学部がなくても、経営学部商学科、経済学部商学科など、商業を学べる学科がある場合もあります。

簿記ができると何がいいの?

簿記ができると、分かることがたくさん増えます。

簿記が分かるようになると、
・会社の売り上げが分かる
・会社の損益が分かる
・会社の現金の残高が分かる
・会社の経営状況が分かる
・会社の利益の上げ方が分かる
・会社のコスト削減方法が分かる


などなど、軽く挙げられるだけでもこんなにあります。

これらのことが分かるようになると、
会社の経理をすることができたり、最近人気のコンサルティングができます。

簿記の検定が、3級2級1級とあるのですが、
簿記2級を取得しているとお仕事でも使えるくらいの知識になります。

ちなみに、「簿記2級」は、日本で一番使える資格と言われています。

実は塾長も簿記2級を持っている

僕が通っていた高校は普通科、大学は工学部。
そして今は教育に携わっています。

簿記とは全く縁のない経歴ですが、実は僕も簿記2級を持っています。

僕が取得したのは大学3年生の時でした。

簿記検定は、年に3回あります。

僕は大学3年生の7月に3級を受験するため、5月から約2か月間勉強しました。

週5くらいでは勉強しており、当日の検定では100点で合格しました。

中学生以降、テストで100点を取ったのは中学2年生以来2回目でした。

3級が終わるとすぐに、2級の勉強を始めました。

7月の次は10月に検定があったので、3ヶ月間での合格を目指して勉強をスタートしました。

3級と比べると勉強量が2倍になり、扱う金額も大きくなるので、
思ったよりも苦戦したことを覚えています。

ですが、3級で100点を取ってしまったが故に、変な自信を持っていました。

そして迎えた10月の2回目の簿記検定。

70点合格の中、68点で不合格…

悔しいというより、「そうだよな」という感情が大きかったです。

1回不合格になってしまい、次は確実に合格しなければいけない状況になってしまいました。

次の検定は2月。

僕はすぐに申し込みを済ませ、確実に合格できるよう勉強を続けました。




結果は、86点で合格。




簿記の勉強スタートから約10ヶ月。

簿記2級取得までやり切ることができました。

久しぶりに簿記の指導をした話

簿記2級取得から約10年が経っていますが、今でも簿記の知識を使うことがよくあり、
生徒の指導に使うこともたまにあります。

先日、知人からの紹介で、高校生3年生の簿記指導を依頼していただきました。

彼は、経済学部への指定校推薦をもらっており、大学に進学してから簿記を学ぶ予定です。

指定校推薦で決まってしまうと、やることがなくなってしまうから
簿記の勉強でもしておこう。という気持ちで始めたとのことでした。

確かに、大学に入ってから初めて学ぶ人と、高校生のうちに学んでいる人では全然理解のスピードが違います。

彼は、2月の3級合格に向けて勉強をしています。

まだ検定は2か月ほどありますが、過去問を解き、合格点を出せるようになってきました。

きっとこのまま勉強を続けていけば、合格間違いないでしょう。

何より、大学に合格が決まっているのに、勉強をしようと思う気持ちが素敵ですね。

そもそも、どうして塾長は簿記を勉強したの?

僕が簿記を勉強した理由は、
将来簿記が必要になると思ったからでも、
簿記に興味がったからでも、
資格が欲しかったからでもありません。

僕が簿記を勉強した理由は、「当時の教え子の指導練習をしたかったから」です。

これだけ聞いても意味が分からないと思いますので詳しくお伝えしていきます。



当時大学生だった僕は、大手の個別指導塾でアルバイトをしていました。

その時担当していた生徒さんの中に、商業高校3年生の通っていた女の子がいました。

その生徒さんが、ふと僕にこんなことを言いました。


「私も塾の先生やってみたいんだけどさ、教えるの無理だよね。簿記以外出来ないし。」


その発言を聞いた僕は、
「簿記しか出来ないと思っているなら簿記の指導ができる先生になってみたら?」

と、彼女に伝えました。

すると、彼女が続けて不安を口にしました。

「簿記出来るけど、教えられるのかな?」

やってみたい気持ちはあるけど、不安もそれ以上にあったようです。


そんな彼女に僕は、
「それなら、僕に簿記を教えてよ。それで僕が検定に合格出来たら、指導力は問題ないってことでしょ。」
と伝えました。


このことが、僕の簿記がスタートしたきっかけです。


彼女が大学に入学してから僕への簿記の指導が始まったため、7月受験に。

彼女の簿記の指導力を確実なものにするために、2級の2回目は必ず合格しなければいけない状況になっていました。

今となっては、簿記の知識をたくさん使っているので
あの時教えてもらってよかったなと、すごく感謝しています。

最後に

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ですが、英検を目標にしている生徒さんも毎年います。

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