【理系高校生必見】物理のお勧めの勉強法3選

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水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
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参考書を使う

受験勉強を進める上で受験生はよく、「問題集」を使います。

問題集とは、単元における解説(公式の説明や用語の説明)がなく、
問題がたくさん掲載されているテキストです。

問題集はもちろん必要なのですが、最低でも教科書レベルの知識がないと問題集を上手に使いこなすことができません。

特に物理では、公式や性質の理解が不可欠です。

正直、教科書だけの理解では受験に対応できない場合があります。

そこで、物理の勉強でお勧めしたいのが、「参考書」の使用です。

参考書とは、簡単に言うと教科書よりももっと詳しく、かつ分かりやすく説明してくれているテキストです。その分、掲載されている問題は少ないです。

中でもお勧めの参考書は、
「宇宙一わかりやすい高校物理」です。

この参考書はなかなか分厚いですが、すごくわかりやすく説明されています。
その中に例題もあり、理解した後問題も解けるので、知識が定着しやすい参考書になっていると思います。

宇宙一分かりやすい高校物理は、「力学・波動」と「電磁気・熱・電子」の2分冊です。

厚い参考書を2冊こなすのは、結構な忍耐力が必要かもしれませんが、
この2冊を理解すれば、物理が武器として使えるようになります。




しかし、参考書だけでは点数は上がりません。

これと同時に問題集も活用します。

参考書で1単元を終え、そのあとに問題集で該当単元の演習を行ってください。

これを繰り返すことで、物理の理解がどんどん高まっていきます。

受験勉強というと問題集を買いがちですが、
参考書を買って、物理の受験勉強をしていきましょう。


公式集を作る

物理には公式がたくさん出てきます。

基本的には全部の公式を覚えて受験勉強をしていきます。

参考書や問題集で演習しているときは、「よし!この公式は覚えた!」と思っても、
いざ過去問演習に入ると忘れている公式はたくさんあります。

それもそのはずです。

人は忘れることが当たり前です。

どうやって忘れないかよりも、「忘れたときにどう思い出すか」が大切です。

そこでお勧めの勉強法は、
「自分で公式集を作る」ことです。

物理や数学の公式集は、市販されているものもあります。

ですが、不必要なものも載っていることもあるし、習った順番に掲載されているとは限りません。

ですので、勉強の一環として公式集を作りましょう。



この公式集は、英語の単語帳のように、毎日持ち歩くことが前提です。

毎日持ち歩いても苦痛にならないように、コンパクトでおシャレなノートに公式集を作ることがおすすめです。

僕も高校の時、LOFTで買ったおしゃれなノートに公式集を作っていました。

左からは物理の公式、右からは数学の公式を書き、
毎日持ち歩いていました。

この公式集は、1日で完成させるものではありません。

参考書を進めていくと、毎回新しい公式が出てきます。

新しい公式が出たタイミングで、公式集に記入していきます。

これをしていけば、公式集の作成に無駄な時間を取られることはなく、
効率よく自分の公式集を作ることができます。

公式を書く際に、あとで自分で見てどのような公式なのか分かるようにしておきましょうね。

細かいことですが、
出来るだけ丁寧な字で書く、行間を空ける、大文字と小文字を区別して書くなどに意識しましょう。

物理記号をまとめる

最後のお勧め勉強法は、「物理記号をまとめる」ことです。

物理記号と聴いてピンと来ない方は、公式の活用ができていないかもしれません。


物理記号とは、物理でよく出てくる用語を、アルファベットやギリシャ文字であらわしたものです。

例えば有名なものだと、時間を「t」、力を「F」、速度を「v」で表します。

これらの記号を物理記号と言います。

先ほどは、公式集を作ることをお勧めしましたが、
公式で使われているアルファベットやギリシャ文字は全て、物理記号です。

公式を覚えても、これらの物理記号が何を意味しているのかを覚えないと、公式を覚えた意味がありません。

公式を覚えるのと同じくらいに、物理記号を覚えましょう。


物理記号を覚える際に重要なのが、単位とセットで覚えることです。

例えば先ほど出てきた時間の単位はなんだか分かりますか?

秒、分、時間、何を使えばいいのでしょうか。





正解は、「秒」を使います。単位であらわすと、「s」です。

物理では、分や時間という単位を計算で用いることはできません。

必ず「s」に直してから公式に代入します。



では、力の単位は何でしょうか。



力の単位は、「N(ニュートン)」を使います。

ここで厄介なことが発生します。

垂直抗力を物理記号で表すと「N」です。

力の単位と、垂直抗力の物理記号が同じなんですね。

ただ、力の単位は「ニュートン」と読み、垂直抗力の物理記号は「エヌ」と読みます。



このように、物理記号に出てくる記号と、単位に出てくる記号とが同じ場合があります。

それらの違いに注意して、物理記号と単位を覚えましょう。


お勧めは、公式集に書いておくことです。

公式集の前5ページくらいを空白にしておき、そこに公式で使った物理記号をまとめて書いておきましょう。

書き方は、このようにするのがおすすめです。

【名称】  【物理記号】  【単位】
速度     v       [m/s]
力      F       [N]
垂直抗力   N       [N]
時間     t       [s]
距離     x       [m]

必ずこの書き方にする必要はありませんが、
「名称」「物理記号」「単位」をセットでまとめ、忘れたときに確認できるようにしておきましょう。

最後に

今回は、物理の勉強法について紹介しましたが、物理に限らず、「忘れたときにどう思い出すか」を考えることが大切です。

そして、ただやみくもに問題集を解くのではなく、各科目で最適な勉強方法が存在します。

その勉強法を理解し、成績が上がる勉強法で受験に臨みましょう。


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