結局勉強は、量と質どっちが大事?

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水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。

勉強に大事なのは、「量」なのか「質」なのか。


勉強に関する永遠の課題ですね。


今回は、この永遠の課題について、1つの答えを出してみたいと思います。


これから受験勉強を始めようと思う高校生は、ぜひ参考にしてみてください。


勉強でいう「量」とは。

勉強の量とは、勉強時間ではありません。


問題を解いた量です。


そのため、授業を5時間受けた、授業で教科書が20ページ進んだだけでは、勉強量がたくさんであるとは言えません。


授業を受け、その後どのくらいの演習をしたかによって、勉強量の多さが変わります。


学校の授業を受け、問題集を10ページ進めた。
これは、しっかり勉強量を重ねていっていますね。


勉強の量を増やすための勉強法を1つご紹介します。


『1つの勉強に対し、概算の時間を決めておく』

ということです。


例えば、今日やる勉強が
・数学ワーク3ページ
・英単語50個暗記
・英語の予習
の3つだとします。


勉強を始める前に、それぞれに対してどれくらいの勉強時間がかかるかを推定しておきます。


数学のワークは1ページ当たり1時間として、3時間。
英単語は、朝30分と夜30分で1時間。
英語の予習は、1時間。


これでおおよそ5時間の勉強になります。


概算の時間を決めてから、実際に勉強をしてみて下さい。


そして、予定していた時間内で終わらせることを目標に進めましょう。


もしも想定時間よりも長くなってしまったら、次から想定する時間を延ばし、
勉強に対する時間がどれくらいかかるのかを、自分で把握しておきましょう。


これをすることで、しっかりと勉強の量を確保していきます。

勉強でいう「質」とは。

勉強の質とは、「何のための勉強か」「なぜそうなるか」を理解しながら出来る勉強のことです。


1つ目の「何のための勉強か」は、全ての勉強に当てはまります。


英語の長文を解けるようになるために、英単語を覚える。

数学の模試で計算間違えがなくなるように、問題集を3周解く。

理科の公式を覚えるために、何度も問題集を解く。


など、それぞれの演習には目的があります。


その目的を意識しながら勉強をすると、勉強の質が高まります。


それは、何に注意して勉強をすればいいか分かるからです。




また、2つ目の「なぜそうなるか」は、主に数学や理科に当てはまります。


数学や理科は単純暗記ではなく、なぜそのように解くのか、なぜそのような公式を使えるのかを理解することが点数UPのコツです。


例えば、数学の公式を暗記しようとするとき、
その公式を使う問題を20問解くより、
その公式の理屈を理解した方が、公式の定着はしやすいです。


理屈を理解した方が、20問解くよりは時間もかからなさそうですよね。


ここで、勉強の質を高めるためのポイントを1つ紹介します。


『数学が苦手で受験でも使わない高校生は、暗記に頼る。
数学が苦手だけど受験で使わなければいけない高校生は、数学ⅠⅡの公式だけ理屈を理解し、あとは暗記。
数学が得意な高校生は、高校数学の出来るだけ全ての公式を理解する。』


これを参考に、自分が何の公式まで理屈を理解し、どこから暗記に頼ればいいかを考えてみて下さい。


結局、勉強の量と質はどっちが大事?

勉強の量と質について紹介していきましたが、
どちらが大事?という問いに対しての答えは、『量』です。


量か質か悩んでいる高校生は、まだまだ量が足りない可能性がほぼ100%です。


まずは量をこなして、もうこれ以上できないよ。
となってから、勉強の質について考えていきましょう。


そのため、この記事を見てくれている高校生は、
「勉強でいう「質」とは。」に書いた、勉強の方法を参考に、勉強の量を増やしていきましょう。

実は、勉強の量よりも質よりも大事なものがある

勉強の量を増やしましょうとお伝えしましたが、それよりも大事なことが1つだけあります。


それは、「継続」です。


週末だけ英単語を100個ずつ覚えたとしても、毎日20個ずつ覚えている高校生には勝てません。


勉強量を意識すると同時に、継続して勉強できる量を考えていきましょう。


今日だけ、英単語を300個覚えよう。と言われて出来る高校生はいるかもしれません。


ですが、それを1ヶ月毎日はきっと無理ですよね。


1日に覚えられる量を考えるのではなく、1ヶ月継続して毎日覚えられる量を考え、それを継続していきましょう。


これを意識していけば、勉強の継続も、勉強の量も、勉強の質も自然と上がっていくはずですよ。


最後に

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