息子の努力が足りないのは明らかな時、何て言えばいい?

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水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。



お子さんが大学受験をすると言ったのに、なかなか勉強をしている姿を見ることができないと、
お母さんだけが不安になったりイライラしてしまったりすることありますよね。


お子さんを見ていて、志望校に対して明らかに努力が足りないと感じた時、
お子さんにどう接すればいいのか。なんと声をかければいいのかをご紹介いたします。


努力が足りないというけれど、それは本当??

保護者からよく、
「うちの子、勉強してないわけではないんだけど、努力がまだ足りないんですよね~」
という話を聴きます。


努力が足りていないというのは誰が感じている事なのでしょうか?


お子さんもお母さんもそう感じているのであれば、努力が足りないというのは間違いないのかもしれません。


もしも、お子さんは足りていないとは感じていなく、お母さんだけが足りていないと感じているのであれば、
実際は努力が足りないわけではないのかもしれません。


十分努力しているけど、まだ結果に結びついていないだけかもしれません。


勉強は、努力を始めてから結果が出るまで時間がかかります。


少なくとも、2ヶ月はかかると思ってください。


また、勉強をしている姿を見ていないから努力が足りないと感じているのかもしれません。


高校生のほとんどが、自宅以外の場所で多くの勉強時間をとっています。


学校やカフェ、塾や予備校などです。


どうしても勉強をしているところを見れないと心配になる気持ちも分かりますが、
お子さんが頑張っているという自覚があるのであれば、自宅以外の場所ですごく頑張っている可能性もありますね。


あとはお子さんが頑張っているつもりになっている可能性も十分にあります。


高校受験のときはこのくらいやって合格してから、今も頑張っている!
と勘違いしているかもしれません。


大学受験は、高校受験の時にした努力とは比にならないくらいの努力が必要です。


高校受験の時くらいの努力しかしていないのであれば、訂正してあげる必要があります。

もっと勉強しないとだめだと思った時に、お子さんにできること

勉強の努力が足りないと感じた時、親御さんがお子さんにしてあげられることは意外と少ないです。


お子さんのためにやってあげられることは、
①お母さんは心配しているということを伝えること
②本人が最善だと思う勉強環境を整えてあげること

の2つです。


1つ目の「心配しているということを伝えること」は、伝え方に注意しましょう。


「なんで勉強やらないの?」
「そのままだとだめだよ」
「心配させないで」

などと言うと、お子さんは勉強に対する気持ちはどんどん下降していきます。


お子さんに対するセリフを伝えるのではなく、お母さん自身の感情を素直に伝えてみてください。


例えば、
「あなたが自宅で勉強している姿を見れないのがちょっと心配だな。」
「学校とか塾で頑張っているのだろうなって信じてるよ。」
「お母さん、あなたの受験が近づいてソワソワしてきちゃった。」
などのような感じです。


「なんで勉強やらないの?」などと言うと、
「やってるよ!黙ってて!」などとお子さんは反発し、口論になりやすいです。


しかし「あなたが自宅で勉強している姿を見れないのがちょっと心配だな。」などと伝えると、
「うん、まぁ学校でやってるよ」と、お子さんも冷静になって話をしてくれると思います。


ポイントは、感情的な発言をお子さんから引き出さないことです。




2つ目の「本人が最善だと思う勉強環境を整えること」は、❛本人が最善だと思う環境❜であることに注意をしましょう。


高校生にとっての勉強環境はいくつもあります。
例えば、塾や予備校、カフェ、自宅などです。


塾や予備校は、本人が行きたいと思う塾を選択することが理想です。


お母さんが通わせたい塾と、お子さんが通いたい塾は異なります。


お子さんが通いたい理由が納得できるものであれば、その塾をお子さんにプレゼントすることは素敵ですね。


また、カフェは、もしかしたらお母さん方からしたらあまり馴染みのない勉強空間かもしれません。


カフェはお茶をするところ。ではなく、
作業をする場所、勉強をする場所。という空間に変わりつつあります。


例えばお子さんが、駅前のDOUTORで勉強するとすごく集中できると言い、それが本当であるなら、
お子さんにカフェ代をあげるもの勉強空間の提供になりますね。


DOUTORであれば、1日300円くらいなので、週に3回行っても1000円。
月4000円くらいですね。


このように、お子さんが求める勉強空間があるのであれば、それを提供することが、お母さんができることです。


「何をしてあげるか」ではなく、「何をしないか」を考える

先ほど、お子さんにできることを紹介しましたが、お子さんに対しては「何をしてあげるか」だけではなく、
「何をしないか」についても考えるともっとよいかと思います。


ついついお子さんに対してやってしまっていることはありませんか?


例えば、学校の宿題に対する口出し、「自習してきなさい」という指示、テキストやプリントの勝手な片付け・・・


こういったことをやらずに、お子さんから手放してみてください。


こういったことから手を放すことで、お子さんは自ら行動をするようになります。


お子さんが自ら行動することがないと、大学受験で勝てることはありません。


何をしてあげよう。と考えるのではなく、何から手を放そうと考えることが大切です。


お子さんの努力が足りないなと感じたら、まずはお子さんにやりすぎてしまっていることを探し、
それを手放していきましょう。

最後に

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