【大学受験体験記】1年で英語の偏差値が20以上も上がった秘訣
水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。
大学受験を経験した方は必ず、調子の上がり下がり、成績の上がり下がりがあります。
一般的な受験体験記・合格体験記は、調子の上がったこと、成績の上がったことしか書かれていないことが多いんですよね。
ただ、それだけを信じて大学受験に進むのはとても危険です。
今回は、うちのスタッフに書いてもらった自身の受験体験記を紹介します。
早速失敗から入りますが、ぜひ最後までご覧ください。
高2の秋、遊びすぎてマーク模試の偏差値が45に
7,8年前のことを思い出しながら書いています。
大学受験のことは今でも鮮明に覚えているので、参考にできるところを参考に、出来ないところは反面教師としてご覧いただければと思います。
当時は勉強よりも部活や遊びが楽しくて、宿題や定期テスト以外に勉強は全くしていませんでした。
高2の秋にマーク模試を受けたところ、なんと英語の偏差値が45、全体の偏差値が50でした。
(僕が通っていた高校の偏差値は65です。)
英語は苦手ではなく、むしろ得意だったのに偏差値45。
この結果に強いショックを感じたのを今でも覚えてます。
すごく悔しくて、でも何を勉強したらいいのか分かりませんでした。
英語の担当の先生に相談したところ、
「まずは、英文の構造を理解できるようになろう」と言われました。
おすすめのテキストを1冊紹介され、文型と各品詞(名詞、形容詞、副詞)を細かく見分けるように言われました。
当時の僕はわらにもすがる思いで、毎日1題細かく文構造を見て全訳しました。
そして、分からないところも徹底的に質問しまくりました。
1題につき1時間以上かかっていたのが、1ヶ月すると30分、2ヶ月後には15分で出来るようになり始めました。
このように、危機感から勉強をし始めました。
高3の春、記述模試の偏差値が55に
先生にオススメされたテキストが終わりました。
次はセンター試験過去問の英語長文を1題毎日構造分解と全訳と発音するように言われました。
この勉強はかなりつらくて苦しかったのを覚えています。
1題構造分解して全訳するのに、2時間以上かかる日もありました。
毎日やめたいと思ってたけど、それよりも模試の偏差値が45ということが恥ずかしくて、それを変えることに必死でした。
2ヶ月後、気がついたら1題につき1時間かからないようになりました。
そして、あのマーク模試から半年後、記述模試を受けました。
結果は、英語の偏差値55。
半年たって、ようやく結果が目に見えてきました。
かなり嬉しくて、勉強に対するやるきがすごく上がりました。
勉強での初めての成功体験でした。
ついに偏差値65に
勉強のやる気がかなり上がったことで、毎日6時に家を出て、夜9時まで勉強して帰る生活を送るようになります。
英語長文は1題につき30分かからなくなり、単語やイディオムの勉強も始めました。
ここから英語だけでなく、他の科目も勉強し始めます。
3年7月中旬のマーク模試で、英語の偏差値がついに65になりました。
国語や社会も偏差値65を超え始め、全体の偏差値も60を取ることが出来ました。
しかし、ここで次第に慢心をするようになってしまいます。
8月の模試でも全体の偏差値が62、英語の偏差値が67だったことで、完璧に安心して、慢心し始めます。
今まで1日9時間以上勉強していたのに、8月後半から9月にかけてほとんど勉強しなくなりました。
10月のマーク模試で全体偏差値が60を切ったことで、少し焦り勉強時間を元の時間に戻して勉強し始めました。
12月に元の成績に戻ったことで、また慢心し始めます。
年末年始は、おもしろいテレビばっかりみて勉強しませんでした。
センター試験(現在の共通テスト)1週間前になって、また焦りだして勉強しますが、
結局得意だった文系科目は80%以上とれたものの、苦手科目が撃沈。
第1志望校だった国立大学はもちろん不合格に。
結局1年以上勉強していた英語のおかげで、センター利用入試で駒澤大学に合格することが出来ました。
今の受験生にメッセージ
僕がどうして慢心し始めたのか、それは塾にも通わず1人で勉強していたためだと思っています。
そして、志望校に合格することが目標であるはずなのに、いつしか模試で点数を取ることが目標となっていたためです。
模試は、合格までの目安でしかありません。
模試の点数や偏差値がモチベーションになることはいいことですが、
あまり一喜一憂しすぎずに、最後まで志望校合格という目標を意識して勉強に取り組んでいくことが大切だと、自分の経験をもとにみなさんにお伝えしたいです。
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