公立中高一貫校10校新設　茨城県の高校改革

水戸市の大学受験・高校生専門塾、
セルフクリエイト水戸校の沖津です。

茨城県は、2022年までに公立中高一貫校を
10校開設することを発表しました。

水戸市付近でいえば水戸第一高校、勝田高校ですね。
その他の地域では、土浦第一高校、水海道第一高校、下妻第一高校。

2020年度開校は、太田第一、鉾田第一、鹿島、竜ケ崎第一、下妻第一の5校です。

それではこれら中高一貫校新設、茨城県の実施プラン、
中高一貫校のねらいと取組について紹介していきます。

（出典：茨城県2019年2月20日「県立高等学校改革プラン・実施プランⅠ期について」）

実施プランⅠに地域の中の学校として、
地域の人材を地域で育成とあります。

これは、県内から千葉県や東京都などの
中学や高校に入学する生徒もいることから、
県内の教育環境を充実させることで、
県外への流出を食い止めたい考えです。

現在、茨城県内にある県立の中高一貫校は4校。
新たに10校開設することで、県内各地域で中等教育の多様化を推進し、
魅力ある学校づくりを県内全域で推進したいということです。

中高一貫教育の特徴

・6年間の計画的・継続的な教育活動を通して、興味関心のあることを探究・追究し、個性を伸ばしていくことができる。

・中学生から高校生までの幅広い年齢層での活動を通して、社会性や豊かな人間性を培うことができる。

・併設型中高一貫教育校と中等教育学校では、教育課程の基準の特例措置により、中学校と高校の学習内容の一部入れ替えや先取りが認められている。

公立中高一貫校の増設は、各都道府県で行われていますが
水戸一高、土浦一高のような県内TOPクラスの高校が
一貫校になることは珍しいことです。

他の都道府県を見てみると、
ナンバー２，３の高校が中高一貫校になるケースが多く見られます。

これからの茨城県の教育に期待ですね。

中高一貫教育で大事にしている、社会に出てから必要な力。
セルフクリエイトでも受験が目的ではなく、
その先のあるものを目的として学習指導にあたっています。

今は、そのような力がないと大学に行けない時代になってきています。