1年前の今日入塾した生徒の、この1年間の変化
水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイトの沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。
1年前の今日、セルフクリエイトに入塾した当時高校2年生の男子高校生がいます。
彼は、現在高校3年生。共通テストが終わり、私立の受験に向けて過去問演習を繰り返しています。
今回は、彼がこの1年間でやってきたこと、成長したことについて紹介させていただきます。
入塾した時は、やりたいことがなかった。
彼がセルフクリエイトに入塾したのは、2021年1月30日(土)のことでした。
大学受験に向けて勉強しなきゃな。とは思っているけど、
何からしたらいいか分からない、何に向かって勉強すればよいのか分からない状況でした。
セルフクリエイトには、やる気はあるんだけど何からすればいいか分からない。
やれば出来るんだけど、まだそんなに火がついていない。
という高校生が多く入塾してくれています。
まず僕が彼に話したことは、3つ。
・大学に行く理由を一緒に考えよう
・1年間何があっても毎日続ける勉強を作ろう
・3年生になるまでにいったんの志望校を決めよう
この3つを決めるように、彼をたくさん話をしました。
一番大事だと思っていたのは、「大学に行く理由を考えよう」
昨日の記事でも書きましたが、今では大学に行くのが当たり前になっており、
何で大学に行くのかを考えないまま受験を迎えてしまう高校生がたくさんいます。
大学に行く理由がないまま受験をしてしまうと、
大学受験に本気で向かえることが出来なかったり、大学に入っても辞めてしまう可能性が高まります。
僕は彼に尋ねました。
「大学受験を考え始めたのっていつぐらいだったの?」
彼は答えました。
『ほんとつい最近です。去年の年末とか。』
「そうなんだ。きっかけは何だったの?」
『友達が塾に通い始めたり、大学の話することが多くなってて、自分も考えなきゃなーみたいな。』
「なるほどねー。大学生なったら何したいの?」
『んーーー。モテたいです!』
「モテたい?」
『はい、かっこいい大学に入ってモテたいです!』
『なるほど!潔いね笑』
「モテてどうしたいの?」
『モテたら楽しそうじゃないですか?』
「楽しそうだね~。モテる人ってどんな人なの?」
『何かに向かって頑張ってる人とか、みんなに優しい人とか。』
「なるほどね、何かに向かって頑張ってる人か。とりあえず1年後の受験に向かって頑張ってみようか。大学に入る前にモテる人に少し近づくかもしれないからね!」
こんな会話があったのを今でも覚えています。
大学に入る理由が「モテたいから。」
それでいいのか?と思う方もいるかもしれませんが、これでいいんです。
勉強するきっかけになればいいんです。
最終的に、明確な目的をもって大学選びが出来ればいいのですから。
毎日単語だけは欠かさなかった
1年間何があっても毎日続ける勉強に、英単語を50個覚えることを決めました。
1年間で、365日×50個=18250個の単語を覚えられますからね。
これだけ単語を覚えたらもう英語は敵なしですよ。
1日50個やる事はそう難しくないですが、これを1年間続けることが難しい。
けど彼は、365日のうち、350日はやりました。
学校行事や体調不良などでできない日も正直ありましたが、350日は英単語の暗記をすることが出来ました。
これだけ続けられると、英語力ももちろん付きますが、それ以上に自分に自信が付きます。
これだけやったんだから英語は大丈夫!という自信が。
1年で18250個と言いましたが、正確には2000単語くらいを8周して、1個の単語に対する精度を上げるように単語の暗記をしていきました。
このくらい繰り返せば、単語帳に乗っている単語が長文中に出てきても、
正確に訳すことが出来るようになっています。
英語はあまり得意ではなかった生徒ですが、今は共通テストで80%を取れるくらいに成長してくれました。
高校2年生の今の時期は何の勉強していた?
彼が入塾してすぐの頃、受験勉強でしていたことは英単語の暗記だけです。
それ以外の受験勉強はしていませんでした。
受験勉強ではなく、学校の学年末テストに向けた勉強をしていました。
入塾した時期が、学年末テストまであと1ヶ月という時期だったので、
1ヶ月間の勉強スケジュールを作り、さらに1週間ごとの勉強スケジュールを作り、
毎日の勉強内容を一緒に決めていきました。
これをすることで、「何をすればいいか分からないから勉強ができない」
という現状を打破することが出来ました。
何をすればいいか分かった彼は、自然と机に向かう時間が増え、
自宅で勉強することも増えました。
のちに、この学年末テストをに向けた勉強が、受験勉強をスタートした時の大きなアドバンテージになっていくことになります。
3月から受験勉強が本格化
学年末テストが終了してから、受験勉強をスタートしました。
学年末テストの時と同じように、勉強スケジュールを作って学習を進めていったのですが、
既に勉強の仕方や時間の使い方が十分理解でいていたので、スムーズに受験勉強に移行することが出来ました。
3月からスタートした勉強は、
英文法(Vintage)
英語長文(やっておきたい英語長文300)
数学ⅠA演習(青チャート)
の3つです。
彼は理系の大学を志望しており、
受験科目は、英語・数学・物理・化学です。
受験勉強をスムーズに進めるためにまずは、英語と数学の勉強だけスタートしました。
こちらも、いつまでに1周するか、そのためにはどのくらいの時間を目安にどのくらいの量を進めればよいかをしっかり話し合い、学習していきました。
彼が最初につまずいたのは、想定していた時間よりもかかってしまうことでした。
学習スケジュールを作るときに、
「青チャート1日5ページ」とやる量だけ決めるのではなく、
「青チャート1日5ページ60分」などと量と目安時間を設定します。
これは、常に時間を意識しながら学習に取り組んでもらうためです。
しかし、その目安時間よりも実際の時間の方がかかってしまうことが多くありました。
そうであれば、次回からは目安時間を多めに設定し、勉強時間を増やしたり、
目安時間を変えずに効率よい学習方法を考えたりして勉強スケジュールの改良をしていきました。
彼は、この日々の改良にも楽しさを覚えたようで、自分で立てたスケジュールはしっかりとこなせていました。
そして、自分で勉強していて分からないところは、塾に来た時に質問してくれたり、LINEで写真を送って質問してくれたりと、効果的に塾を活用してくれていました。
志望校決定
入塾してから日々、志望校をどこにするかという話をしてきました。
毎日話していくことで、日々やりたいことが明確になっていきました。
最終的には、建築学部を目指して大学受験をするということが決まりました。
彼の場合は、高校3年生の4月には志望校が明確に決まっていましたが、
遅くても高校3年生の6月までに決まっていると、7月から盛んに行われるオープンキャンパスや大学生説明会に参加できると思います。
志望校が決まった後は、受験校探し。
いわゆる、滑り止めの大学を探す段階です。
志望校に対する明確な理由が決まっていたので、受験校選びにはあまり時間がかかりませんでした。
8月には実際に対面のオープンキャンパスに参加し、
「やっぱりここに行きたい!」と言っていたのが印象的でした。
9月以降の勉強は?
8月の最後に模試がありました。
この時の判定は、第一志望がC判定。
高校2年生の最後の模試よりも、英数の偏差値が10ずつ上がっていました。
素晴らしいですね。
ちなみに物理化学は、6月から本格的に勉強をスタートしていました。
まだ範囲を完璧に終えられていなかったので、偏差値に大きな変化はありませんでしたが、これは気にせずに。
10月からは、共通テストの模擬問題を使って、
共通テストの問題演習を始めました。
問題集を解くよりも、模擬問題を解いて解き直しをする方が、何倍も効率の良い勉強になります。
そして12月には一般選抜の過去問を使って過去問演習へと進みました。
共通テストの結果は?
2週間ほど前、共通テストが終了しました。
事前に設定していた目標点を超え、共通テスト利用での合格が何校かもらえそうな状況です。
共通テスト利用入試の合格発表は、一般入試の後になるのでまだ結果は分かりませんが。
今彼は、私立一般に向けていままで通り勉強に励んでいます。
この記事を読んでいただいた方、どうか陰ながら応援してあげてください。
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