大学受験生の親が、子どもに「していいこと」と「してはいけないこと」

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水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。


高校生は、自分で出来るだろうと思っていたことが一人で出来なかったり、
何も自分ではできないと思っていたら、一人で出来ることが意外と多かったりと、
何をしてあげればいいのか分からない保護者の方々多いのではないでしょうか。


今回は、高校生のお母さんお父さんが、お子さんに「していいこと」と「してはいけないこと」の両方を紹介していきます。


高校生の子どもにしていいこと

子どもに「していいこと」を3つ紹介します。


「しなければいけないこと」ではなく、あくまでも「していいこと」ですので、
必要であればお子さんにしてあげてください。

スマホやゲームの制限

小学生や中学生であれば、スマホやゲームの制限をしよう!
という気になる保護者の方も多いかと思いますが、


高校生にもなって制限するべきなの、、?


と悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。


制限をする必要がなければもちろんしないに越したことないですが、
制限をする必要があるのであれば、することをお勧めします。


スマホ依存症、ゲーム依存症という言葉があるように、
スマホやゲームはお子さんの体を痛めつける場合もあります。


スマホを触ったら何時間も触りっぱなし、ゲームをしていてほとんど寝ていない。
という状況であれば、制限することも考えていきましょう。





僕が高校生1年生だった時の話です。


友人たち数名と、ポケモンをやろうということになり、ポケモンにはまっている時期がありました。


高校生って不思議なもんで、今世間で流行っているもの以外にも、
仲良しメンバーの中での流行が存在するんですね。


僕たちが高校1年生の時は、ポケモンの新作が発売されたわけではなかったのですが、
過去に発売されていたリーフグリーンとファイアレッドをやることになりました。


ポケモンをやるだけならまだいいのですが、
「5時起きポケモン」と称して、朝5時までポケモンをやる。
というわけ分からないゲームをしてました。


ポケモンをやることになった、僕を含めた5人でメールや電話をしながら、
朝5時までポケモンをして5時になったら寝る。


5時まで起きられずに寝てしまった友人は、
5時まで起きていた人が好きなポケモンを交換させられる。
というゲームです。


こんなことをやれば、寝る時間が1日2時間くらいになってしまいますよね。


だけど当時の僕らは、自分たちの体を痛めつけて3週間位続けていました。


そしてゲームをしていたうちの1人が、なかなか学校に来れなくなり、
高校1年生の12月に退学をしていきました。


概日リズム睡眠障害という病名でした。


簡単に言うと、生活リズムが昼夜逆転し、日中の行動や思考が通常通りできなくなる状態のことです。


もちろん原因は5時起きポケモン。


1つのゲームで、こんなことになってしまうなんて思ってもいませんでした。


退学した友人とは、関係が悪くなることはなく、僕たちが学校が終わってから一緒に遊ぶことも多々ありました。


スマホやゲームを規制しないと、こんなことも平気で起こってしまいます。


このようなことを防ぐためにも、スマホとゲームの制限をすることは必要だと感じています。


制限をするときは、しっかりお子さんと話をして、お互いの納得いく制限の仕方をしていきましょう。

オープンキャンパスについていく

高校受験とは違い、県外の大学に進学する高校生もたくさんいます。


そうなると、オープンキャンパスも県外に行かざるを得ないこともありますよね。


「もう高校生だから1人で行かせた方がいいかしら。」


とお考えのお母さんもいらっしゃるかもしれませんが、
お子さんが、お母さんお父さんと行くことを求めたら、ぜひ一緒に行ってあげてください。


お母さんお父さんも、一度学校を見ておいた方が、安心して送り出すことが出来ますよね。


ただ、同じ大学を志望しているお友達がいて、その子と一緒にオープンキャンパスに行くことが決まっているようなら、無理についていく必要はないですね。
むしろ、ついていかない方がいいかもしれません。


しっかりお子さんと話をし、誰と行くのか、何を見てくるのかを決めてからオープンキャンパスに足を運んでください。


セルフクリエイトでは毎年、僕が生徒とオープンキャンパスに行くこともがあります。


オープンキャンパスに行きたいけど、保護者の方は都合が合わなくていけなかったり、
生徒が親とは行きたくないと言っていたりという場合は、僕がオープンキャンパスについていきます。


オープンキャンパスの歩き方は、どの保護者の方よりも知っているつもりなので、
ご要望があり、日程を合わせていただければいつでも一緒に行きます。


模試や入試の受験料支払い

高校3年生になると、高校で受験する模試以外にも、模試を受験することがあります。


セルフクリエイトでは、高校3年生の8月の最後のマーク模試だけは外部で受験をしていただいています。


8月で最も勉強時間が増え、その期間の総復習として模試を活用しているためです。


その他の模試は、通っている高校で行う模試を考慮して、案内させていただくこともあります。


基本的に模試は、高校生本人に申し込みをしてもらっています。


これは、大学受験を本当に自分事として考えてもらいたいからです。


ですが、受験料のお支払いだけは、保護者の方にお願いすることもあります。


支払以外はお子さん自身、支払いだけお母さんお父さん。
と、ぜひ覚えておいてください。

高校生の子どもにしてはいけないこと

子どもに「してはいけないこと」を3つ紹介します。


こちらは、「しなくてもいいこと」ではなく、「してはいけないこと」です。

勉強の管理

中学生までは、「宿題やったの~」「テスト勉強いつやるの?」


などと、勉強について色々確認や確認をしてきた保護者の方もいらっしゃるかもしれません。


ですが、高校生になってからは、お子さんの勉強からは手を放しましょう。


もし、手を放してお子さん勉強がどうしても不安なら、
塾や予備校に勉強のことを任せましょう。


親が勉強のことに対してしつこく追及すると、お子さんはどんどん勉強から離れていってしまいます。


イメージしてみて下さい。


日中、会社で仕事の話ばかりをしていて、帰ってからも仕事の話をされたらすごく嫌な気持ちがしませんか?


仕事の話は家の外で終わらせて、家ではリラックスしたいですよね。


高校生も同じです。


月曜から金曜、へたしたら土曜まで学校に行き勉強をし、
「これ覚えてね~」「テストするよ~」「そうじゃなくてこうやるんだよ!」
と、ぐちぐち言われているのに、


家でも
「勉強しなさい」「学校でやったこと見せて」「宿題は?」
なんて言われたらかわいそうですね。


家の外でしっかり勉強できるような環境を、お母さんとお父さんは作ってあげることが大事です。


家の外でしっかり勉強できるような環境を作ってあげることが出来れば、
家でも自然と勉強をするようになったり、家でしなくても外で十分な勉強をして帰ってきます。


高校生になったら、勉強を管理することから手を放す!
これを覚えておきましょう。

ネガティブ発言をする

大学受験生に対して、ネガティブ発言は禁物です。


「本当に受かるの?」
「こんなのも分からないの?」
「全然点数足りてないじゃない」


など、勉強に関するネガティブ発言には特に気を付けましょう。


駿台予備校が、卒塾生に聞いた「保護者にやめてほしいと思うこと」というアンケートの結果で、
『模試の結果だけで判断すること』
『中途半端な知識で口を出すこと』
のような回答が上位にありました。


先述したように、勉強のことは学校、塾・予備校にお任せしましょう。


また、勉強でなくともネガティブ発言は避けましょう。


当塾の保護者の方にたまにこうお伝えしています
「塾だって安いお金じゃないんだからね」
「お金払ってるんだから毎日行きなさい」
のような、お金に気を遣わせるような発言を避けてくださいと。


せっかく勉強するいい環境を与えてあげているのであれば、気持ちよく勉強できるように、このような発言を避けましょう。

模試や入試の申し込み

先ほど、模試や入試のお支払いは、保護者の方が行っても良いとお伝えしました。


しかし、その申し込みは本人がやるように促していきましょう。


先述した通り、高校生自身が自分事として受験を受け止めてほしいからです。


保護者の方が模試や入試の申し込みをしてしまうと、
「やらされている勉強」「親のための受験」
になってしまいがちです。


そうなる確率を少しでも下げるために、高校生自身が申込が出来るようにしていきましょう。


セルフクリエイトでは毎年、僕と受験生徒が一緒に出願をしています。


大学受験の出願は、正直複雑で難しいです。


そのため、自宅でやるのではなく、
塾に来て僕と一緒に入力や記入を行い、あとは支払うだけ。
のところまで進めます。


あくまでも、「一緒に」出願をします。


こうすることで、保護者の方も安心して入試を見守ることが出来ますし、
高校生も「やらされている受験」になることは一切ありません。


最後に

大学受験生の保護者の方が「してもいいこと」と「してはいけないこと」を3つずつ紹介していきました。


大学受験は、高校生にとって大きなターニングポイントとなります。


この時に、保護者の方がどのように関わってくれたかによって、今後の親子関係にも大きな影響を与えます。


お子さんも保護者の方も気持ちよく受験が出来るよう、少し離れたところからお子さんを見守りましょう。

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