茨大二次の勉強はいつからやる？

水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、３人に２人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。

昨日の記事で、「茨大専科コース」を紹介をしました。

茨大専科コースを作った理由は、他の国公立受験に比べ、特殊な勉強をする必要があるからです。

今回は、茨城大学に合格するための勉強法を紹介していきます。

二次試験の対策は共テが終わってからでOK!!!!

国公立大学は、共通テストを一次試験、大学別の試験を二次試験とし、
その両方の合計得点で合否が判定されます。

そして、一次試験と二次試験の配点は、各大学の各学科で設定することができます。

茨城大学のほとんどの学部は、一次試験配点が70~80%としています。

つまり、二次試験の対策よりも、共通テストの対策の方が優先順位が圧倒的に高いです。

国公立大学だと、二次試験の対策を頑張ろうとする高校生もいますが、
茨城大学の場合は二次試験の対策はまだまだしなくてOKです！

二次試験の対策をするのは、共通テストが終わってからでも十分間に合います。

共通テストが終わってから二次試験まで、６週間くらいあります。

その期間で、茨城大学の二次試験対策を行いましょう。

心配かもしれませんが、共通テストでこけたらもう茨城大学合格への道はありませんので。

○○学部だけは、もっと前から二次対策が必要!!!!

茨城大学のほとんどの学部で、二次試験の対策は共テの後からで大丈夫だとお伝えしましたが、
もっと前から二次対策が必要な学部がいくつかあります。

それがこちらです。

①教育学部音楽、美術
②理学部数学情報数理、物理学、工学部すべて

それぞれ、どうして事前の対策が必要なのかを紹介していきます。

まずは①教育学部音楽、美術

これらは、二次試験で実技が課されます。

音楽や美術を受験する方は、技術を指導してくれる予備校などに通うことをお勧めします。

通っている高校に、これらの受験に詳しくて指導してくれる先生がいるのであれば、その先生にお願いして指導をしてもらいましょう。

このような実技は1,2か月でどうにかなるものではないと思いますので、事前の対策・準備が必要です。

次に②理学部数学情報数理、物理学、工学部すべて

これらの受験では、共通テストでは範囲外である「数学Ⅲ」が二次試験で出題されます。

そのため、共通テストの勉強だけではなく、数学Ⅲの勉強も必要になります。

高校の授業で数学Ⅲを習うと思いますので、とりあえずは高校の定期テストでしっかり得点できるように勉強を続けていきましょう。

文系学部を受験する高校生は、数学は半分取れれば十分!!!!

最後に、共通テストでしっかり必要な点数を取るためのアドバイスを１つ紹介します。

茨城大学人文社会学部の受験を考えている高校生、数学は得意ですか？

きっと、数学はあまり得意ではなく、出来るだけ勉強しないで済ませたいですよね。

そうであれば、数学は最低限のことだけ勉強していればもういいです！

茨城大学人文社会学部に合格するためには、共通テストで65％程度が必要です。

だからと言って全科目で65%を得点する必要はなく、全体で65%を取れればOKです。

得意な科目でたくさん得点し、苦手な科目をカバーしていきましょう。

さらに茨城大学人文社会学部では、傾斜配点がなされています。

本来の共通テストの配点は、
国語200、英語200、数学ⅠＡ100、数学ⅡＢ100、歴史100、公民100、理科100
ですが、

茨城大学人文社会学部の配点は、
国語300、英語300、数学ⅠＡ50、数学ⅡＢ50、歴史200、公民100、理科50
となっています。
（社会は、歴史か公民の高得点の方が200点）

英国社が1.5倍の点数、数理が0.5倍の点数になっています。

数理が苦手な高校生からしたら嬉しい傾斜配点ですね。

これを考慮すると、数学は半分得点できればもう十分なんです。

なんなら、30点台や40点台でも英国社でカバーできてしまうと思います。

マーク模試を受けたら、そのままの点数ではなく、茨城大学の傾斜配点に合わせて得点を調整し、
何％の得点率だったかを見てみてください。