今日から、苦手科目を優先して勉強して！

水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、３人に２人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。

苦手科目や得意科目、人によって教科は様々ですが、ほとんどの人があるのではないでしょうか？

また、得意な科目はどんどん勉強出来るけど、苦手な科目はついつい後まわしにしてしまう経験ありませんか？

今回の記事では、得意科目と苦手科目のどっちを優先するべきなのかについてご紹介しますね。

最後に、苦手科目を勉強する裏技も最後にご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

得意科目と、苦手科目どっちを優先するべきはどっち？

高校1年生と2年生、高校3年生で対応が変わってしまうので、別々にご紹介しますね。

高校1年生・2年生編

高校1年生と2年生は、苦手科目を優先して勉強していきましょう。

苦手科目を優先した方がいい理由を3つご紹介します。

①点数を上げるのに時間がかかってしまうから
例えば数学が苦手科目だったとします。
数学の公式や、その公式の使い方などの基礎部分から分かっていない場合や、前学期の内容から復習しないといけない場合など、
復習するのに時間がかかってしまう場合があります。
そのため、高校１年生と２年生は苦手科目から優先して勉強しましょう。

②進級に関わるから
高校では、中学と違い成績が著しく悪い場合は、次の学年に進学出来ない可能性があります。
そのような状況にならないようにするためにも、苦手科目を優先して勉強しましょう。

③入試の選択肢の幅を広げたいから
大学入試には一般受験、指定校推薦、公募推薦、総合型選抜の大きく４つの入試制度があります。
指定校推薦や公募推薦、総合型選抜では、評定平均が大学が求める一定数以上でないと受験出来ない場合がほとんどです。
苦手科目があり、評定が低い方は一般受験をする選択肢しか持つことが出来ません。
そのため、受験する際に選択肢を広く持つためにも、日頃から苦手科目を優先して勉強していきましょう。

高校３年生編

高校３年生編では、大学入試の関係で、苦手科目を優先するのか、優先しないのかが決まってきます。

私立文系や理系の場合は入試で使用しない苦手科目を優先して勉強する必要性はないです。

ただし、高校を卒業する必要はあるため、テスト対策の勉強程度はすることをおすすめします。

下に分かりやすいように、具体例を記載しますね。

・明治大学法学部(私立)を受ける文系高校生
英語、国語、社会(日本史、世界史、政治経済)の３教科が受験科目です。

・茨城大学人文社会科学部法律経済学科(国立)を受ける文系高校生
共通テストで、英語、国語、社会(２科目)、数学(１A、②)、理科基礎、情報
２次試験で、英語が受験科目です。

こうしてみると、私立文系を受ける学生は数学や理科ではなく、英語、国語、社会を優先して勉強した方がよいですね。

一方で、国立大学を受験する学生は、文系科目、理系科目問わずに幅広く勉強する必要性がありそうですね。

ただし、茨城大学人文社会科学部法律経済学科では、文系科目は点数が１.５倍、理系科目は０.５倍されるため、注意が必要です。

数学や理科を勉強するよりも、英語や国語、社会を優先して勉強した方が、より合格に近づきそうではないでしょうか。

実は、茨城大学人文社会科学部志望の方は、理系科目が苦手でも、理系科目を優先する必要性はあまりないんですよね。

もちろんある程度は勉強が必要ではあるので、全くゼロでいいわけではありません。

共通テストでは、このような傾斜配点と呼ばれる点数配分があるため、自分の志望校に合わせて勉強スタイルを形成しましょう。

苦手科目を勉強する裏ワザ

生徒に「苦手科目を勉強するためにしている、工夫って何かある？」
と聞いたところ、とても参考になる答えが返ってきたのでいくつかご紹介しますね。

１つ目、得意科目を１０分勉強してから苦手科目に取り組む

この際のポイントは、タイマーをセットして、得意科目を勉強することです。

得意科目はついつい勉強時間が増えてしまうので、それを防ぐためにタイマーで時間を制限します。

まずは得意科目を勉強することで、勉強のリズムを作り、そのままの流れで苦手科目を勉強できるようになります。

２つ目、苦手科目は塾で自習に来た時に勉強する

得意な科目や好きな科目は、いつでも勉強出来るので、塾に自習では苦手科目を優先して勉強する。

苦手科目の勉強ができるだけではなく、塾に来ることで物理的に勉強時間を増やすことも出来ます。

３つ目、苦手科目を勉強スケジュールの早い段階で勉強する

苦手科目はついつい後まわしにしてしまって、疲れてしまい苦手科目の勉強が出来なくなってしまう。

この経験ありませんか？

３つ目の裏ワザを教えてくれた生徒も、この状況によくなっていて、苦手科目の進度が遅くなってしまっていました。

そのため勉強スケジュールの中で、苦手科目を優先して終わらせることを意識して取り組んでみてください。