全国の高校生とオンラインで学習！これが今の時代の学び合い。

水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、３人に２人が第一志望合格という結果を出す高校生専門塾です。

先日、セルフクリエイト水戸校の生徒と
全国の高校生とがオンラインで繋がり、
1つの問いに対して色んな意見を出しあい、
都道府県の枠を飛び越えて深い学び合いをしました。

今回は、その様子を紹介します。

プラスチックごみと向き合おう

今回の学び合いでのテーマは、
「プラスチックごみと向き合おう」でした。

高校生にも身近な「プラスチックごみ」ですが、
僕たちが知らないこともたくさんあります。

プラスチックは、高校生にとってすごく身近なものですよね。

ジュースを買った時、マックで注文した時、文房具を買った時など、
毎日のようにプラスチックに触れ、プラスチックごみを排出しています。

毎日の生活に欠かせないプラスチックですが、
そのプラスチックが環境にどのような影響を与えているのか
それに対して全国の高校生はどのような考えを抱いているのか
をグループワーク形式で学んでいきました。

みんなでインプット

写真のような様子で、
全国の高校生がオンライン上に集まりました。

セルフクリエイト水戸校の生徒の他に、
神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県、岐阜県の高校生が参加しました。

最初は、ファシリテーター(司会進行役)の方から、
プラスチックごみの現状やそれに関する知識を伝えてもらうことから始まりました。

きっと高校生のみなさんは、
「プラスチックごみを出しすぎたら環境に悪い」
ことは何となく分かると思います。

それがどう悪いのか、日本のプラスチックごみが他国に及ぼす影響など
身近なものが、世界的に広がっている話をしてくれました。

セルフクリエイト水戸校の生徒に
「初めて知ったこと何があった？」と聞いたとこと

「日本のプラスチックごみを他の国に買ってもらっていることを初めて知った」
「日本のごみを中国に買ってもらっていることは知っていたけど、
さらに中国が他の国に買ってもらっていることに、なるほどなと思った。」

などという答えが返ってきました。

教科書には載っていないような世界の情報を
知ることってすごく新鮮で、大切な事です。

もちろん、教科書のことも大事ですが、
それ以外の知識を得る環境がそれ以上に大事かもしれませんね。

グループになってアウトプット

プラスチックごみについて色々知った後は、4~5人のグループに分かれて
それぞれの意見を出し合いました。

あなたは、
便利をとってプラスチックごみを出し続けますか。
エコをとってプラスチックごみの量を極力減らしますか。

みんな、自分の意見を他の高校生に伝え合い、
ディスカッションしていきました。

「自分たちのために便利は必須でしょう！」

「人間がより長く生きるためにエコが大事でしょ！」

「便利をとりながらでもプラスチックごみを減らすことは出来るでしょ！」

いろんな意見が出ました。

学年も住んでいる地域も違う高校生同士が
意見交換できる機会ってなかなかないですが
このような場をオンラインでとれるのは、今の高校生の強みですね。

学び合いをする目的

この学び合いを、「プログレスタイム」と僕たちは呼んでいます。

プログレスタイムは、のべ3000人が参加する教育プログラムです。

2020年からの新傾向入試に対応したプログラムです。

2019年までは、「答えのある問いに対して、答えを導けるかどうか」
が問われる入試でしたが、
2020年からは、「答えのない問いに対して、どう思考を働かせるか」
が問われる入試になります。

また、入試だけではなく、
今後の社会で活躍できる人間になるためには
答えのない問いに答える力が大切になってきます。

将来のための自己実現を達成するために、
高校生のうちからこのような問いを扱っております。

次回は来週木曜日！高校生たちが、
どのような意見を出してくれるか僕も楽しみです。