緊張しやすい高校生は、とことん緊張した方がいい

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水戸市の高校生を対象にしたマンツーマン指導塾、セルフクリエイト水戸校の沖津です。
当塾は、ただ勉強を教えるのではなく、
「勉強のやり方が分からない高校生」のスケジュール作成から実行までのサポート、
「やらなきゃいけないのは分かってるけど、なかなかやる気が起きない高校生」のモチベーションを向上するコーチング指導により、3人に2人が第一志望合格という結果を出す大学受験専門塾です。

入試の日に、実力以上の力を発揮できる高校生と、そうでない高校生とがいます。

意外かもしれませんが実は、学力を上げることと同じくらい、入試本番で実力以上の力を出すことは重要です。

今回は、緊張しがちな高校生が、入試本番で緊張せずに力を発揮する方法をご紹介いたします。

緊張って何?

そもそも、どうして緊張をしてしまうのでしょうか。

「緊張」という言葉をWikipediaで調べると、

これから起きることに対して待ち受けている心の状態のことを指す

Wikipedia

とありました。

この文章には、「心理学においては」という但し書きがありました。


さらに読み進めていくと、

筋肉の収縮運動のことを指す

Wikipedia

とも書かれていました。

こちらには、「生物学においては」とありました。


つまり緊張とは、「これから起きること待ち受けているため、筋肉が収縮運動をしている状態のこと」であると仮定することができます。

ここでポイントなのは、これから起きることは、嫌なことも楽しいことも含むということです。

ちなみに今の僕は、全くと言っていいほど緊張をしないタイプです。

ですが、小学4年生までは、人並みに緊張していたことを覚えています。

いつから緊張しなくなったのかを考えてみました。

1つ、「このときだ!!」という出来事を思いましました。



僕は幼稚園から小学5年生までピアノを習っていました。

毎年年末に、ピアノの発表会がありました。

小学5年生まででピアノを辞めると決めていたので、この時が最後の発表会でした。

演奏する曲は、「エリーゼのために」

僕はこの曲が弾きたくてピアノを始めたそうです。(そのことは覚えていませんが。)



今思い返すと、このピアノの発表会が、人生最大にして最後の緊張だったと思います。



当日は、発表順に待合室に並んでいるのですが、
前列5人までは、ステージ横のスペースで待機していました。

僕の発表の順番近づき、ステージよこのスペースで待機していると、
隣に座った年上のお兄さんが、

「寒いの?はい、カイロ。」

と言って、カイロを渡してくれました。

そこまで寒かった記憶はないのですが、寒そうにしていると思われ、カイロをくれました。

後々考えてみると、きっと緊張で足が震えていたのだと思います。

カイロを渡されてから、自分の発表が終わるまでの記憶はありません。(緊張していたので)





この発表会から数カ月後、小学6年生になり、修学旅行がありました。

僕は修学旅行の前日、楽しみすぎてワクワクしていました。

ワクワクしながら寝ようとすると、ある事に気が付きました。

「あれっ、このふわふわする感覚、なんかこの前もあったな。何だっけ、、、
あっ、ピアノの発表会の待合室だ!!」


緊張での胸のドキドキと、修学旅行へのワクワクでの胸のドキドキが同じであることに気が付きました。



この時から、緊張知らずになりました。

というより、何事も楽しめるようになりました。

これから起きることに対しての筋肉が収縮を、緊張からワクワクに変えることが出来た瞬間でした。


緊張しやすい高校生に、緊張しない方法は無意味

「緊張しない方法」で検索すると、たくさんの方法が出てきます。

よく言われているのは、

・「人」という字を手のひらに書いての見込む
・観客をジャガイモと思え

のような方法です。

これで緊張が和らいだ方がいらっしゃったらぜひ教えてほしいのですが、
ほとんどの高校生は、こんなことでは緊張をなくすことはできないと思います。

他にも、

・視点を一転に集中させる
・手を握ってもらう

のような方法がありますが、緊張を和らげようとしている時点で、緊張をなくすことは難しいです。



どうやったら緊張って無くなりますか?という質問を、たまに高校生からもらいますが、それに対する正解はないと思っています。

緊張しちゃうのは、そういう体質であり、僕のような経験がないとなくすのは無理だろうと。

そうであれば、緊張はしてしまうものとして、うまく緊張と付き合っていくのがベストなのではないでしょうか。


緊張してしまう高校生には、とことん緊張させる

緊張してしまう高校生に、緊張せずに落ち着いている状態をイメージしてもらうことは無理難題かもしれません。

そうであれば、緊張してしまうであろう入試の前日や前々日に、
「明日入試本番だね。めっちゃ緊張するよね。
ちょっとイメージしてみてよ。
会場着いて、自分の番号見て教室に入って。
座席番号見て席に座って。うわーもう始まるね。緊張するわ~。
テストまであと40分くらいあるかも。
この時が1番緊張したりして。ヤバいね、緊張するね、吐きそうだね。」

と、煽って煽って、当日の緊張を疑似体験します。

こうして本番を迎えてみると、
「あれっ、意外と昨日よりも緊張していないぞ。」
という感覚になるはずです。

緊張しないイメージを作るのではなく、あえてすごく緊張しているイメージを作るのです。

この方法には向き不向きがありますが、ぜひ一度試してみて下さい。


最後に

模試や入試には、緊張が付き物です。

緊張しない高校生もいますが、ほとんどの高校生が緊張していると思ってください。

その緊張を少しでも和らげるためには、自分に自信を持つ必要があります。

「これだけ勉強したんだから大丈夫だ!」
という自信です。

緊張しないで入試を向かられるように、セルフクリエイトで一緒に受験勉強をしていきましょう。

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